プリンのカラメリゼの画像

Description

カスタードプリンも数あれど、やはり欠かせないのがカラメルの香り。というわけで、プリンのカラメル三種。

材料

砂糖
適量
黒砂糖
適量
カソナード(赤砂糖)
砂糖と黒砂糖のかわりに。

作り方

  1. 1

    1.とろけるプリン系の表面に、パリパリの薄いカラメルの膜を作る方法。カセットコンロのガスボンベを燃料とするミニバーナーが必要なので敷居が高いかも。

  2. 2

    焼いたプリンの表面に、小さじ1くらいのコアントローを入れて、表面全体に行き渡らせる。いきわたったら、逆さにして余分なコアントローを捨てておく(元のボールに戻すなどして、無駄の無いようにするといいです)

  3. 3

    グラニュー糖5:黒砂糖1の混合砂糖をつくり、コアントローをかけたプリンの表面にふりかけ、よぶんな砂糖をぬぐっておく。もちろん、混合砂糖じゃなく本格的にカソナードを使うのもいいです。

  4. 4

    ラムカンのまわりについた砂糖をぬぐう。こうすると焼いたときにラムカンが汚れない(私は面倒くさいのでそのままのことが多い)

  5. 5

    バーナーに火を入れる。最強状態にして、なるべく外炎があたるようにして短時間で砂糖をからめるにしてしまう。あとはラムカンの周りが冷めたらできあがり。

  6. 6

    2.後がけのカラメルソースの作り方。グラニュー糖を大さじ2,厚手のステンレスの鍋に入れ、中火にかける。大さじ2の砂糖に50ccの水を加えたシロップを作っておく。

  7. 7

    鍋に入れた砂糖がだんだん溶けてくる。木べらでそっとまぜながら鍋を動かし、なるべく均一に色が付くようにする。混ぜすぎると砂糖に戻ってしまうことがあるので、そっと混ぜます。

  8. 8

    そのうちに完全に液体になり、色づいてくるので、よく注意しながら観察する。急に煙が出始めるポイントがあるので、そこでシロップを一気に加える。けっこうはねるのでやけど注意!!!

  9. 9

    カラメルがシロップと溶けてきんいつになったら、すぐに鍋肌を水につけるなどして急冷する。

  10. 10

    お風呂のお湯くらいまでカラメルソースが冷めたら、コアントローもしくはグランマルニエを大さじ1加える。フタをせずに1時間ほど置いたらできあがり。保存はフタをして冷蔵庫へ。食べる直前にプリンにかけていただく。

  11. 11

    3.バタースコッチ風味のカラメル。パーティーなどででっかく焼いたプリンに添えるとけっこうウケる。大さじ2の砂糖を厚手のステンレス鍋に入れ、ゆっくりと均一に焼いていく。後がけのカラメルと同じ手順。

  12. 12

    焼き上がって煙が上がり始めたら、生クリームを50cc加える。(新鮮な本物の生クリームじゃないと分離することがあります)コレもかなりはねるので、やけどに注意。

  13. 13

    生クリームとカラメルが均一になったら鍋肌を水につけるなどしてかるく冷まし、まだ熱いうちにバターを小さじ1加える。

  14. 14

    鍋を揺らしながらカラメルソースとバターをつないでいく。生クリームのおかげでちゃんと乳化してくれます。

  15. 15

    できあがったら、冷蔵庫に入れないようにして保存。バタースコッチのいい香りがしますよ。

コツ・ポイント

バーナーで焼くタイプのカラメルでコアントローを使うのは、より早く水分が飛んでほしいから。アルコールのおかげですぐに液体が抜けつつ、砂糖が溶けてくれるのでカラメル化が早いのです。コアントローでなくてもお菓子にあうアルコール度の高いお酒ならなんでもいいです。上手にやると綺麗なステンドガラスみたいな薄くて堅い板になります。あとがけのカラメルとバタースコッチは砂糖からいきなり焼くのでやけどに注意。

このレシピの生い立ち

お菓子屋さんでは、シロップを煮詰めてカラメルを作るところと、こうしていきなり砂糖からカラメルにするところがあって、私は後者を取っています。こうするとよりダイレクトにカラメルの香りがします。ただしけっこう危険。
ちなみに、あの甘〜〜〜いカラメルの香りが欲しい人は、大量につくれば近い感じになります。でもカラメル香料やリキュールを使うお店が実は多いのです。
レシピID : 418634 公開日 : 09/04/16 更新日 : 09/04/16

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