禅のお粥:温糟粥(うんぞうがゆ)の画像

Description

12月8日、禅寺で食されるお粥。悟りを開いた釈迦が、過酷な修行からの体力回復のため口にしたとか。酒粕が入るお粥です。

材料 (4人分)

1カップ
7カップ
5cm 1枚
 
1個
煮小豆(固ゆで)
50g
40g
一株
加賀鳶 純米大吟醸酒粕
40g
麹味噌
30g
白味噌
30g

作り方

  1. 1

    写真

    前の晩に。
    ★一掴みの小豆を洗い、4倍のお水を入れた鍋でゆでる。沸騰したら湯を捨て、4倍の水を加えてゆで、冷ます。

  2. 2

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    前の晩に。
    ★お米を洗い、分量の水と昆布を加えて冷蔵庫で保存する。

  3. 3

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    銀杏に少しひびを入れてから紙封筒に入れ、レンジ600wで50秒程度加熱。パンっと音が出てきたらOK。

  4. 4

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    銀杏の殻をむいて、薄皮を取ります。
    (銀杏用の道具があると便利)

  5. 5

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    ★干し柿。1cm角に切る。★さつま芋。皮をむき、一口大に切って水にさらす。★煮小豆は50gだけ使う。

  6. 6

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    厚手の鍋に2と5を入れ、弱火にかける。フツフツとしてきたら中火にし、沸騰直前に昆布を取り出す。

  7. 7

    沸騰したらあくを取り、ふたをし(少し開ける)、弱火で20分ほど炊く。

  8. 8

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    酒粕と味噌を溶きいれ、3cmに切った春菊を加えて火が通ったら完成。

  9. 9

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    福光屋「加賀鳶純米大吟醸酒粕」を使用しました。香り高い大吟醸酒の搾りかす。柔らかくて使いやすいです

コツ・ポイント

★小豆は、煮汁の中で冷まして、その後水をきります。余ったら小豆粥や小豆ご飯に。多めに作って冷凍しても。
★銀杏は封筒の口をくるくる閉じておかないと、大変です。
★食材は、栗、ゆで大豆、ごまなどに変えてもOK。

このレシピの生い立ち

酒粕を使ったお粥があると聞き、いつか作ってみようと思っていました。食材の色がきれいで見ていて楽しかったです。季節の食材を上手く取り入れる意味でも、とても良いと思います。甘味、塩味、旨味、苦味、酸味が一体となった滋味深い味わい。
レシピID : 4820377 公開日 : 17/11/25 更新日 : 17/11/25

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

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初れぽ
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もちもちのくま♪翠
狂言の「文蔵」に出てきたので検索してこちらを見つけました。干し柿の代わりに干し杏、酒粕が苦手なので甘酒で。美味でした!