基本の筑前煮(おせちの参の重にも)の画像

Description

胡麻油の香りが食欲をそそる!艶々照り照りの筑前煮。
こってりしているけれど、くどくない。ご飯のオカズに、お酒のアテに。

材料 (2人分〜)

1/2枚
4個
約5cm位
細め1本分
1/2
絹さや又はいんげん
好みで
【調味料】煮物の黄金比は1:1 同量が基本
砂糖
大さじ2
大さじ2
濃口醤油(甘めがオススメ)
大さじ2
みりん
大さじ2

作り方

  1. 1

    最初に
    筑前煮は出汁を使わずに、干し椎茸の戻し汁と油や醤油の味を周りに纏わせて「煮絡める」感じです。

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    周りは甘辛い味付け、中は具材そのものの旨み、と言ったコントラストを楽しめる様に仕立てていきます。
    では!Let's go

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    ◆干し椎茸
    前日夜から水戻し、最低6時間〜
    戻し汁を100〜150cc使うので、それを踏まえてたっぷりの水で戻しておく。

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    ※干し椎茸は前日夜から戻しておくと旨み爆発します。
    厳しい場合、ぬるま湯(40℃くらい)に砂糖を小さじ1で約2時間。

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    戻し終わったら、軽く絞って石づきを取り1口大にカット。
    戻し汁はザルで濾しておくと仕上がりよし。

  6. 6

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    ◆鶏肉
    1口大にカットし、塩と酒小さじ1程(分量外)を振りかけて下味を付けておく。
    焼く30分前まで冷蔵庫に入れておく。

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    ◆こんにゃく
    スプーンで1口大にカットし、塩小さじ1で揉む!その後茹でるかポットのお湯をかけると塩も臭みもサヨウナラ

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    ◆里芋
    皮を剥いて大きければ1口大にカット。ヌメリは塩もみする。
    水から茹でて沸いてから5分程茹でてザルにあげておく。

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    ※里芋は塩もみと茹でる等の加熱でアク抜き出来る。手が痒くなる原因はシュウ酸。喉の奥にチクチク違和感が出た場合アク抜き不足

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    ◆蓮根
    皮を剥いて乱切りにカットし、水にさらしアク抜き水にさらして空気に触れさせない事で変色を避ける。褐変止め。

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    ※蓮根のアク抜き
    煮物→水につけるだけでOK。ホクホクになる。
    酢漬けやサラダ等→酢水。シャキシャキ食感。

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    ◆ごぼう
    土を洗い流しクシャクシャにしたアルミホイルでゴシゴシ。皮に栄養があるので泥を落とすだけでOK。

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    乱切りにし水にさらす。漬け過ぎると香りが流れ出るので注意。
    安心して下さい。水が茶色くなるのは泥では無くポリフェノール!

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    ※ごぼうも蓮根と同様、アクが強いので、空気に触れると変色していく為、水にさらす。白く仕上げたい時はごぼうも酢水につけて◎

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    ◆人参
    乱切りにする。
    おせち等の場合、飾り切りを作っても◎
    飾り切りについては割愛。

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    ◆絹さやかいんげん
    彩り用ですね。
    筋をピーっと取っておく。
    最後に乗っけるので直前に下拵えでも◎。

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    下拵え完了☆
    では、焼きにはいりまぁす!

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    鍋ではなく深めのフライパンがベスト☆
    ゴマ油を大さじ1入れ鶏肉を皮目から中火で焼く。
    フライパンを熱してから焼く必要無し

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    ※熱したフライパンで鶏肉を焼くと身が縮こまって固くなる。フライパンに入れてから火にかけるのでOK!

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    鶏肉に両面焼き色が付き出したら、
    根菜を投入。中火

    (人参、ごぼう、蓮根)

    里芋は下茹でしてるので、も少し後で◎

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    油が野菜に馴染んで、周りがうっすら白く色が変わりだしたら
    残りの具材を投入。

    (こんにゃく、里芋、椎茸)

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    油が馴染んだら

    椎茸の戻し汁、酒、砂糖を入れ、
    落し蓋をし、中火をキープ。

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    落し蓋で煮汁を対流させ味を煮含めていく。大体10分程。

    この間に洗い物や片付けをしてしまう☆

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    落し蓋レシピID 6977591

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    1度様子を見て、全体を混ぜ絡めて
    具材が柔らかく煮えていたら落し蓋を取り

    醤油とみりんを投入。

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    照りが出るまで時々鍋を揺すって具を返しながら煮る。
    スプーンで煮汁を回しかけてあげるとよし!
    いんげんを煮汁にポンと。

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    煮汁がトロリとし、大さじ1〜2程の量になれば完成。

    火を止め冷ましておく。(乾燥しないよう蓋もね)

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    2人分で2〜3日分。
    しっかり煮汁を煮詰めているので毎日温め直せば4、5日は日持ちします。
    お正月の作り置きですね

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    タケノコの水煮を入れても美味しいよ☆

コツ・ポイント

「筑前煮」は油で具材を炒める「炒め煮」。
ゴマ油で炒めて香りとコックリとした味を引き立てます。中火〜強火で一気に煮絡めて、しっかり冷ます!
具材の下拵えは面倒だけど、やるとやらないで差が出ます☆
具材は大きさを合わせてカット。

このレシピの生い立ち

関西ではおせちに「お煮しめ」を作りますが、子供が好んで(私も)食べやすいのはゴマ油で炒め煮をした九州発祥の「筑前煮」。いつしか筑前煮ばかり作るようになりました。こってり味最高☆酒がうめぇ!
娘へ残したいレシピ。工程多め。
レシピID : 7005286 公開日 : 21/11/06 更新日 : 21/11/08

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

13 (10人)
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クックNFXQ9G☆
やっぱり今年も作ってしまった… 昨年よりも美味しく出来た!      金時人参🥕入れました
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とおるの奧さん
調味料を参考にさせてもらいました。美味しくできました!
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クックNFXQ9G☆
人参、蓮根を飾り切りするだけでぐっとお正月感が出ます! 丁寧なレシピありがとうございました!
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クック6TI1J5☆
丁寧なレシピでありがたかったです!レンコンもサヤインゲンも、鶏肉も入れてないですがwうまくできたと思います。