1.
ID1004211『シナモン香るクルミのキャラメリゼ』を作っておく。
苦手な方は《シナモン無》で作って下さい。
2.
《クルミ50g》はFPかミルかすり鉢で粉末状にしておく。『アーモンドプードル』ならぬ『クルミプードル』の出来上がりです♪
3.
『クルミプードル』はこんな感じです。
生なのでFPですと少しペースト状になりますが、とてもクルミのいい香りがします^^
4.
【(2)が面倒な場合は…】
《アーモンドプードル/50グラム》を代用して《工程(9)》へ…
5.
《粉類Aと(2)のクルミプードル》をあわせて2~3回位ふるっておく。
6.
【補足】
(2)は粒子が大きいので、最低2回はふるっておいた方が良いです。
*目の細かいザルを使用するのがお奨めです。
7.
粒子が大きく多少ペースト状のクルミプードルは《薄力粉》と一緒にヘラで網の目に無理やり押し込みながらふるうと楽です^^
8.
3回ふるうと、《画像(3)のクルミプードル》がこんな感じで他の粉類と一緒に細かく綺麗にパウダー状になります。
9.
【アーモンドプードルを使用した方は…】
《粉類A》とあわせて《アーモンドプードル》も1回ふるって下さい。
10.
ボールに《卵》を割り、卵の重量を正しく量る
*《卵の重量》が200gを超えた場合は《卵白の一部》を廃棄して調整して下さい
11.
(10)をホイッパーを垂直に立てて、《卵白のコシ》をよく切る。
*室内に放置します。
*卵が冷たいと分離しやすくなります
12.
【急ぐ時や冬場は…】
《卵が固まらない程度のぬるいお湯(お風呂より少しぬるいお湯)》で湯煎にかけておきます。
13.
《バター》を室温又はレンジで柔らかくしておく。
*レンジの場合は画像の様にバターを切って《600W/約30秒》
*液状×
14.
《(13)のバター》をたっぷりの空気を含ませながらクリーム状にする。
*ここから《工程(19)》まではHMだと楽です。
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(14)に《粉砂糖》を2回に分けて入れて、その都度よく空気を入れてホイップする
*時々ヘラで生地を集めて満遍なくします
16.
《工程(14)~(19)》は私はミキサーを使用していますが、ホイッパーでも大丈夫です。
*工程(20)(21)参照
17.
(15)に《(11)の室内に放置した冷たくない卵》を少しずつ入れて、その都度空気を含ませながら分離しない様にホイップする
18.
【補足】
もし分離してしまいどうしようもなくなったら、《(5)又は(9)の粉類》を少量入れて混ぜて下さい。
防げます。
19.
ホイッパーの方は手が疲れるほどよく空気を入れてフワフワのクリーム状になればOKです。
《ハチミツ》を入れて更に混ぜます
20.
【補足】
(19)の生地に沢山の空気を入れる行為⇒【エアレーション】は、当たり前ですがケーキの食感を左右します。
21.
*どっしりした食感がよい方はホイッパーで...
*柔らかい食感がよい方はHミキサーで長めにホイップがお奨めです。
22.
ボールに《(1)のクルミのキャラメリゼとふるっておいた粉類⇒(5)又は(9)》を少量入れて《クルミ》に粉をよく塗す。
23.
これは皆さんご存知と思いますが、焼成で『クルミが下に沈んでしまわないため』の防止策です。
面倒でも是非...
24.
ホイッパーをヘラに持ち替えて、(18)に《(22)で入れた粉類の残り》を3回に分けてサックリ切るように混ぜる。
25.
(24)のボールが『まだ少し粉が混ざりきってない』という位のところで《ラム酒と(22)》を入れてサックリ切るように混ぜる
26.
【補足】
《工程(25)》は…
*捏ねたり練ったりしない様に、しっかり切る様に混ぜる。
*生地に艶が出たらやめます。
27.
生地が出来上がりました^^
パウンド型やお好きな型に入れて下さい。
*最後に20cm位の高さから2~3回落として下さい
28.
(27)を『170~180℃に予熱/15分~空運転』させておいたオーブンで『45〜60分』焼成する
*小さい型はそれ以下
29.
家庭用オーブンの『予熱完了直』は庫内温度がまだ低いです。
30.
特に型が小さいほど、いつも同じ仕上がりにするには『空運転』をする事をお奨めします。
31.
私の場合
*TOSHIBA《ER-A9/2004年モデル》⇒180℃
*《ER-LD530/2013年モデル》⇒170℃
32.
この様にオーブンの熱伝導とパワーによって変わります。
普段パウンドを焼かれる時にうまく出来る温度にして頂ければOKです。
33.
焼成時間については…
*生地の分量
*各々のオーブン
*型の材質や熱伝導
によって調整して下さい。
34.
パウンドを焼いてる間に《シロップ》を作ります。
鍋か小さいフライパンに《水とグラニュー糖》を入れて《中火》にかけます。
35.
(34)を混ぜながら《グラニュー糖》を溶かし、沸騰したら火を止める。
36.
(35)に《ラム酒》を入れてよく混ぜて放置する
これでシロップが出来ました。
37.
【グラニュー糖を無で作る場合】
鍋に《ラム酒+水》を入れて火にかける。
沸騰したら火を止めて香料(好みで)を入れて下さい
38.
焼けたら少し空中から1回ドンって落としてショックを与え焼き縮みを防ぎます。そして高さを保つために横にして冷まして下さい。
39.
【補足】
(38)は紙を引っ張って、出来るだけすぐに型から出して冷ます様にして下さい。
*焼きたては柔らかいので注意を…
40.
(39)を放置し過ぎると乾燥してしまいしっとり感が損なわれます。
30分以上放置しない様に気を付けて下さい。
41.
粗熱が取れたら表面全体にシロップを刷毛で適量打つ。
ラップでキッチリ2~3重に包んで保存します。
*私は冷蔵庫
42.
冷蔵庫から出したては固くなっています。
食べる1~2時間以上前に出して下さい。
よい状態で美味しく楽しんで下さい^^
43.
急ぐ場合は…
カットしたものをラップに包んで『レンジ500W約7秒』でしっとり柔らかくなります。
*複数の場合は調整を…
44.
翌日以降が食べごろです。焼いたその日は我慢です><
日が経つにつれてどんどんしっとり美味しくなります^^
45.
クルミのキャラメルが生地にほどよく馴染んでとっても美味しい♡
ですから生地の糖分は少し控えめにしています。
46.
クルミの香りとキャラメリゼした甘くてほろ苦い食感…
クルミ好きにはちょっとした下処理がたまんない究極のバターケーキです♡
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【クルミプードルについて…】
作っていただいた方(プライベートのお友達も含め)の報告を少し追記します
48.
クルミプードルとアーモンドプードルのみで両方作って下さった方からの報告によると、しっとり感やお味が多少違うとのことです。
49.
《生のクルミを粉末状にしたもの》が、生地をしっとりさせ、香ばしく美味しい生地にするつもりで私はレシピ作りました。
50.
『アーモンドプードル』も、それはそれで美味しく出来上がりますが『クルミプードル』に比べたら多少おちるとのことです。
51.
出来たら頑張って『クルミプードル』でケーキを作っていただけたらと思います。
52.
クルミプードルは【富澤商店】etc.製菓材料店でも購入できます。
ネットで検索して戴ければオンラインショップもあります。
53.
しかし私の経験上、自作の『クルミプードル』の方が香りや諸々を考えると絶対お奨めです。
私は自作を使用する事にしています。
54.
【cuoka×chiyodaパウンド型Lは…】
上記のバター80~90g分(好みのビジュアルによって変わる)で1本分です
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【補足/ローマジパン入生地にする場合】
*《ローマジパン(市販の砂糖:アーモンド=1:2)》を70g使用して下さい。
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*《粉砂糖(グラニュー糖もOK)》は110~130gに変更して下さい。
*工程はID973315を参考にして下さい。
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キャラメリゼを使ったVer.3のハードパン【ホシノdeクルミのキャラメルリュスティック】をアップしました^^
お奨めです
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キャラメリゼを使用したVer.2はサクホロクッキーID1372843【究極(笑)クルミのキャラメルクッキー】です^^
59.
こちら同じくクルミPを使った生地のID1331301【大人のレーズンパウンド*クルミ生地で…】です。
これも美味しい^^
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このパウンドと同じく人気の定番バターケーキID973315【誰でもお店の味~ラムフルーツパウンド】もよかったら是非^^
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「究極(笑)」に対抗するヨーグルト味のパウンド(爆)ID1160307【極~kiwami(笑)ヨーグルトパウンド】も是非