1.
まず、中か大のボールに、粉、砂糖、イースト、油、豆乳と水を入れてください。
2.
スプーンで手首を半回転させるようにして、全体を切るように混ぜてください。
3.
全体がおおかた混ざったら、塩を入れてください。そしてまた切るように全体を混ぜてください。
4.
生地がおおかたまとまったら、スプーンに付いた生地を指で丁寧に取り、ボールに戻して、手で混ぜて行きます。
5.
まず、全体を上から軽く押さえつけるようにして、ひとつにまとめてください。大体でいいです。
6.
生地の向こう側を返す様にして手前に持ってきて、下側の生地に押し付け、これを全体に均等に繰り返してください
7.
生地が乾燥気味なら、ぬるま湯を数滴ずつ垂らし、べたつくなら粉を空いている手で軽く振りかけてください。
8.
生地が滑らかになるまで、大体5-10分くらいですが、よくこねてください。
9.
生地がまとまり、ご自分の手で、非常に感触がいいと感じれば、もうあなたにとって最高の生地のできあがりです。
10.
軽く生地を一つにまとめ、同じボールにそのまま戻し、ラップするかビニールに入れるなりして乾燥を防ぐ準備をし、次は発酵です。
11.
発酵はコタツが最適だと思うので、コタツが出ていればコタツの真下に置いて、「弱」で一時間おき、発酵させてください。
12.
オーブンや、湯せんなどの方法もあります。オーブンで例えば40℃であれば、発酵時間は若干短くていいかも知れません。
13.
発酵している間に、中身を作ります。人参をすって、玉ねぎを切って炒め、後からすった人参を加えて、一緒に軽く炒めてください。
14.
炒めたたまねぎと人参をボールに移し、その他の材料を加えてよく混ぜておいてください。
15.
人参の水分は残したままでも軽く絞ってもいいでしょう。玉ねぎの炒め具合も、あめ色から軽く色づく程度などで、味は違ってきます
16.
発酵開始から一時間したら、生地の様子を見ます。指に軽く粉を付け、指で指してみて、しばらくそのまま跡がつくでしょうか?
17.
あるいは、全体に気泡ができていて、見るからにふっくらしていますか?触ってみて、ふかふかしていますか?
18.
そうでなければ、また同じ方法で、発酵を数分足しましょう。ここで慎重にすれば、もうおいしいパンは保証されたようなものです。
19.
発酵が済んだら、台に軽く粉を敷き、生地を丁寧に台にあけてください。
20.
生地全体にも軽く粉を振って、扱いやすくし、包丁で2つにカットしてください。
21.
一つをボールに戻し、発酵に使った同じラップかビニールを被せ、乾燥を防ぎましょう。
22.
台に残ったもうひと切れの生地を丸めていきます。
23.
多少べたつくなら粉を軽く付け、両手で切り口を中に包む様に、手前の表面を伸ばしながら丸めてください。
24.
滑らかな表面になって丸くなったら、手で軽く押さえつけ、おはじき状に軽くつぶしてください。
25.
麺棒で、最初は表面を押さえつけるように、だんだん生地が伸びてきたら普通に転がして生地を伸ばしてください。
26.
油を塗った丸い型に、伸ばした生地を敷き、用意してある中身を写真のように外側を残して乗せてください。
27.
もう一つの生地も同様に伸ばしてください(若干大きめに)。その間、ラップは今度は丸型のほうに被せておいてください。
28.
強力粉を水で溶き、指で丁寧に型に敷いてある生地の外側に塗ってください。
29.
2枚目の生地を上から被せ、外側を軽く抑えて安定させてください。これで、焼くと二つの生地はくっつきます。
30.
最終発酵です。表面に霧を吹き、オーブンの40℃で、30分間、発酵させてください。
31.
発酵が終わると、かなりふっくらしているはずです。仕上げに、上側に指かハケでオリーブ油を薄く塗ってください。香りも良いです
32.
その上から、パン粉を振りかけてください。これはご自分で美しいと感じる具合で。
33.
では、最初はオーブン200℃で10分焼いてください。途中、きれいな焼き色が付いたら、その時点で上にアルミを被せて下さい。
34.
10分焼いたら、オーブンの温度を180℃に下げ、さらに25分焼いてください。
35.
できあがり。写真は盛り付け例です。工程がたくさんあるようですが、体力も要らず、楽にできます。