別名「いも餅」。主食の米が足りなかったため、さつまいもを加えて増やした餅で、昭和30年代の長崎県でポピュラーだったもの。当時としてはごちそうだったらしい。いま食べてもおいしい!
コツ、ポイント
昔は「餅のくず」を使ったそう。もち米を使わず、餅を崩して使う場合は、3の後に火を止めて入れるだけで完成。
砂糖を適量加えたきな粉や黒蜜(黒砂糖に水を少量加え煮溶かす)、小豆などをかけても美味。
1.
もち米は洗って、水につけておく(20~30分間)。
2.
さつまいもは皮をむき、水につけてアク抜きをしながら縦に4等分に切って水にさらし(空気にふれると色が変わるので、作業中ずっと水にさらす)、水を二、三度換えながら、15分ほどおく。
3.
厚手の鍋にさつまいもを入れ、ひたひたより少し多めの水で10分くらい煮る。
4.
さつまいもがやわらかくなったら、水気を切ったもち米を加え、強火にかける。沸騰してきたら、とろ火にして7分くらい加熱。
5.
火を止めて、10分ほど蒸らせば出来上がり。しゃもじでよく混ぜる。
6.
そのままでもおいしいけど、きな粉や黒蜜をかけたり、小豆をのせてもおいしいです。
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