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石焼いも並み!
しかも、それがご自宅で。
なんて言ったら、なんだか通販の番組のようですね。
2.
でも、それが今回のレシピです。
「さつま芋が特別なんじゃないの?」
「初めから石焼いもで作ったりして」
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なんて、思っていませんか?
いやいや、使うのは普通に手に入るさつま芋なのです。
でも、
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出来上がりは黄金色。
ところで、この時期「お金」とか「金運」って言葉に、妙に敏感になったりしませんか?
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もちろん、健康とか家内安全も大切です。
その願いが、ぎっしり詰まったのが「おせち料理」ですもんね。
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まあ、その話は置いといて、
さあ、今回のレシピのお勧め所は、お子さんと一緒に作れる所です。
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お芋を切りながら、
「2学期どうだった?」なんて切り出せば、
普段出来ない話も出来るかもしれません。
8.
それに、今回はちょっとした特別なテクニックと知識が必要なんです。
今、「テクニックが必要」なんて言いましたが
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大した事ではありません。
「知ってるか」
「知らないか」
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ただ、これだけです。
なので、それを教えつつ・・・
「へ~~」って、尊敬を集めるのです。
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これが結構気持ちいい!!!!
それに出来も
しっとりして、ホクホク感もバッチリですから・・・・
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「食べ過ぎちゃう」
かもしれませんよ~~~。
そんな楽しいお料理には鉄フライパンです。
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鉄のフライパンで楽しいお料理をどうぞ。
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さあ、作り方です。
まずはさつま芋を洗って、
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程よい大きさに切り分けて、
水に漬けておきます(ポイント)。
下準備はこれだけです。(カンタンでうれしー!)
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そうしたらザルにあけ、
そのままフライパンに入れます。
びちょびちょのままですが、これで大丈夫。
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そこに常温の油を入れます。(重要ポイント)
「揚げものなのに水があっていいの?」と疑問がありますが、
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今回のポイントはここ。
常温からあげる場合はこれで大丈夫なんです。
油の量は丁度、さつま芋がかぶる位です。
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さあ、火にかけます。
火加減はとろ火から弱火、イメージとしては油でゆっくり煮る感じです。
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その時たまに中をかき混ぜます。
なんでこうするのかと言うと、さつま芋は低温で長く熱を加える事で
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もともとのでんぷんが糖になるんです。(ポイント)
だから「甘い」さつま芋に変身です。
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そうそう、この時から色も変わってほんわり石焼芋の匂いがしてきます。(これが良い!)
お芋全体が黄金色になったら、
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かき混ぜるのはやめます。(ポイント)
ここまで約15分位、意外に時間をかけます。
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この頃になると、弱火ではじめた揚げも「じゅわ~~」と、なりはじめています。
そうしたら少しだ火力を上げて、
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今度はお芋の表面だけが少し硬くなるように揚げます。
これで「揚げ」はオッケー。
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さつま芋を油から出してボールに移して置きます。
次は絡める砂糖作りです。
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油を移し終えたフライパンに砂糖と水を合わせて、そのままフライパンにいれます。
熱加減は弱火位。
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フライパンを傾けながら全体を溶かして、
泡が全体的から「じゅわじゅわ」って出るようになったら(ポイント)
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ボールに入れて置いたさつま芋と入れて絡め、
ゴマをぱらぱらで、これで出来上がりーーーです。
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「熱い油に、水分を入れると大変な事になるけど、
油が冷めていたら「バチバチ」ってならないのよ。
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これ冷凍食品の時にもつかえるのよ」って、教えてあげると、
「へ~」ってなって、
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優越感ドップリですよ!!
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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鉄のオーダーフライパン「あじねフライパン」内田より
そうそう、あと、さつま芋を切って水に漬けるとき
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30分くらい漬けてあげると出来上がりがいい感じがいいですよ。
「鉄は古い」とか「使いにくい」とか
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良くないイメージもあるかと思いますが、でも、実は鉄はけっこう使える道具なのです。
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そんな鉄を使って「楽しくお料理して頂けてたら」
と思ってお届けしています。また来年お会いしましょう。
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追伸
今年もあと数日ですね。
年越しにはやっぱり、年越しそばですよ。
その時薬味は何をいれますか?
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もし、、、、
いやいや、ちょっとでも良いので、
「大根おろし」を入れてください。
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なぜって?
それは、薬味は「おろし」で、厄落とし!!
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例年通り、今年もこの駄洒落で締めくくつつ、
「良い年をお迎えください」
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美味しいのができたら「できたよ~」って教えてね。そうなったら俺も嬉しいッス。