1.
まずは、古いたまごと新しいたまごを10個ずつ用意しました。玉子の鮮度により剥きやすさが変わるという話があるので。
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卵のメーカー、商品は同じ物に。新旧卵の採卵日は約2週間差にしてみました。
サイズはMサイズ。
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ゆで方・時間も全く一緒にしました。20個を同じ鍋で、同じ時間ゆでました。新旧がわかるようにチェックもしてます。
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インターネットや、裏技等に書いてある剥き方・処理も含め試した方法は、以下の10パターン。
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1。ゆであがり後急激に冷やす。
一番スタンダードかもしれませんが、「氷水」に入れることが1の重要なポイントです。
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2。ゆであがり後、一度表面を乾かす。
ネットに載っていたやり方。湯からあげて一度乾いたタオルでふくといいらしいです。
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3。卵に穴をあける。
ゆでる前に、卵の先端の部分に若干の穴をあけるそうです。穴は安全ピンで開けてみました。
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4。ゆでた卵の上を少しだけ剥いて、水道を水で押し出して剥く。です。水道の水圧を剥いた部分にあてて押し出す剥き方だそうです
9.
5。まな板の上でコロコロと転がす。 ゆでた卵をまな板に横に置いて、手のひらでちょっと力を入れて転がして割れ目を入れる。
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6。タッパーに水と一緒に入れ、蓋を閉めて振る。です。よく裏技サイトなどに載っている有名な方法です。
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7。ゆであがり後ザルにあけてそのまま放置。
約1時間、ザルにあけて放置してみました。
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8。ゆであがり後、流水で剥く。
普通の家庭でやる方法。1の氷水につけるわけではなく、水道水を流しながら剥いて行きます。
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9。これは、剥き方ではなく、剥く前の卵の状態を検証。9は、“常温”で放置した卵を、8の方法で剥いてみました。
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10。これも9と同じたまごの状態の検証。10は、冷蔵庫で冷やしていた物をすぐに茹でてみました。
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以上の10パターンで、新旧の卵を1つずつ、計2個ずつ試して見ました。
これで、卵の鮮度、ゆで方、ゆであがりの処理にて→
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たまごの剥きやすさにどのように影響するのかがわかるのではないかと考えました。
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1の結果。これはとても効果あり、剥いている時点ですでに「剥きやすいなー」と実感できました。新旧の違いに関しては→
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さほど違いは感じませんでした。
評価は8点(10点満点中)。氷を用意する手間があるので-2点です。
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2の結果。これは・・・ダメですね。乾かす科学的意味もよくわからないです。とりあえず、熱いので、サッと水で流した後→
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乾いたタオルでよく拭いて、表面が乾燥してから剥いてみましたが、1と比べても格段に剥きにくい。
点数は4点。
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3の結果。うむー?微妙。穴からの卵の流出はないですが、1と比べてもさほど剥きやすさは変わらないですねー。→
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穴をあけるのも手間がかかるので、2.3個ならいいかもしれないですが・・。
2よりは格段に剥きやすいです。6点かな。
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4の結果。これは難しいです。なれると綺麗にできるみたいですが、私が試したところ、卵自体に割れ目がはいってしまいました。→
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殻の剥く大きさや、水圧、水の量、角度などのある程度の経験が必要だとおも。あと、卵が温かいとすぐに白身に木津が付く。5点。
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5の結果。えーと、これが一番よかったです。ゆであがり後水道水にとり、冷めたらまな板の上に置き手で圧力をかけるように→
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ゴロゴロと押します。これで全体に綺麗にひびが入り、「ツルっ」と剥けます。ただし押し過ぎに注意。今回の中では一番剥き→
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やすかったやり方です。おでん屋さんなどでもこの方法で剥いていたとの報告もあるので、プロの技なのでしょうね。→
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ただし、圧をかけ過ぎると身も割れてしまい、そこに小さな殻が入る可能性もあるので加減が必要。よって評価は9点とします。
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ページ数が膨らんだので、6以降の結果は、大実験②へ持ち越し。
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大実験②↓↓
http://cookpad.com/recipe/1328782