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小学生のころ読んだ本に、中国の人力車夫を描いた短編があった。人民軍に徴用され、命がけで脱走を企てた彼が、やっとの思いでたどり着いた親方の家の近所で「辣豆腐」を食べるシーンが妙に美味そうだった。あれから40年、記憶を元にアレンジしてみた一品…