1.
■使用材料■
[ケフィア種菌]
1袋を牛乳500mlに溶かすタイプ(25℃で24時間発酵させて作る種菌)。
2.
[無調整豆乳]
画像は大豆固形分10%の無調整豆乳。ケフィアを作る場合、固形分は少なくとも10%ある品がベター。
3.
[今回使用の豆乳]
これは大豆飲料ですが、おからを含むだけで調整はされていません。無調整豆乳として使用可。固形分13%
4.
■道具■
250mlが入るサイズの瓶、スプーンを用意。道具は使用前に消毒(熱湯消毒)し、自然乾燥しておく。
5.
■種菌からのケフィア作り■
瓶に豆乳50mlと種菌を入れる。蓋をし、瓶下側で丸を描くように回して混ぜる。
6.
冬場なら冷蔵庫上など少し温かい場所、春秋なら室温で、真夏は涼しい所に置いて発酵させる。
*ゆすると固まりにくいので注意。
7.
12月の冷蔵庫上で約6時間後。少し傾けて全体が固まっていたら次に進む。
8.
手順7に豆乳100mlを注ぎ入れる。消毒したスプーンで混ぜ、同じ様に発酵させる。
9.
約4時間後。手順7の様な状態になっていたら・・・
10.
再度100mlの豆乳を加えて混ぜる。同じ様に発酵させる。
11.
約6時間後。表面がプルプルになっていたら(ケフィアは本来飲み物なのでヨーグルトより緩め)、冷蔵庫で冷やして完成。
12.
濃い豆乳味に優しい口当たり。我が家はスプーンですくって食べますが、緩い仕上がりなので全体を混ぜればドリンクとしても◎
13.
(手順11で発酵を進めると固さと酸味が出ます。ヨーグルトに慣れている場合はこの方が食べ易そうです。発酵具合はお好みで)
14.
■継ぎ足す方法でのケフィア作り■
菌種から作った豆乳ケフィア(手順12)約50gを瓶に入れ、豆乳100mlを混ぜる。
15.
種菌の時と同じ様に発酵→固まったら再び豆乳100mlを加え、同様に発酵。手順11の様になれば、冷やしてできあがり。
16.
*手順15で作った分も14~15を繰り返せば、カスピ海ヨーグルトの要領で継ぎ足し可。酸味が強くなったら継ぎ足しは×
17.
*継ぎ足す方法での発酵時間は、我が家の場合、冬の冷蔵庫上で8+6時間でした。
18.
■補足■
*我が家はケフィア用保温器がありません。レシピは「これなら牛乳用菌種でも保温器なしで作れる」という方法です。
19.
*もちろん保温器があればそれで発酵した方が一定にでき、手間も省けます。
20.
*手順の発酵時間はレシピを書いた12月の場合です。春冬や夏はより短時間で発酵するので様子を見ながら作って下さい。
21.
*ケフィア種菌は25℃が至適発酵温度、40℃でも死滅しない様ですが、発酵は高温短時間より低温長時間の方がお勧めです。
22.
*試した限り、豆乳を入れて24時間経っても室温で固まらない・・・などでなければ、特に問題ありませんでした。
23.
*個人的には好きな味ですが、ヨーグルトを想像して食べると残念に感じる様です。好みが分かれる食べ物だと思われます。
24.
*トピングはごまや黄粉がお勧めです(レシピトップ画像は黒ごま黄粉)。
25.
*勇気がなく試せていませんが・・・濃い豆乳味≒豆腐味とすると、豆腐に合う醤油などの調味料・薬味も合うのかもしれません。
26.
*当然ですが、使う種菌と豆乳の種類で固さ・食感・味が違います。種菌の商品によってはやや酸味の強いタイプもありました。
27.
*ヨーグルトは乳酸菌だけの発酵ですが、ケフィアはそれと酵母が働くそうです。豆乳で作るので大豆の栄養も手軽に摂れます。