1.
【タルト台】
今回タルト型を使わずお皿で焼きました。
模様がなくヘリが浮いたお皿型のタルトを作りたかったので。
2.
バターは室温で柔らかくしておく。
薄力粉とアーモンドプードルは合わせて1~2回ふるっておく。
3.
バターに砂糖を入れ、泡立て器で3分ほど白っぽくふんわりするまですり混ぜる。大きく左右に動かしてやるといいかも。
4.
そこに卵黄を入れ、やはりよく混ぜ、混ざったら塩、粉類を入れ、今度はゴムベラで粉っぽさがなくなるまでさっくり混ぜます。
5.
ポロポロした生地になりますが、それをまとめてタルトのために用意した耐熱皿より大きめに切ったラップの上にあける。
6.
さらにその上にまたラップを乗せて(ラップで生地をはさむ)麺棒などで皿の大きさほどに丸く2~3mm厚さに伸ばします。
8.
分量外のバターを薄く塗った耐熱皿に、皿より少し長く切ったクッキングペーパーを十字になるように並べる。
9.
皿に下のラップをはがしたタルト生地を乗せて、上にかかっているラップで敷きこんでいく。
端の余った部分は折り返してしまう。
10.
ヘリの部分の厚みはなるべく均等になるよう、指でぎゅぎゅっと押す。
またラップをして冷蔵庫で休ませる。
11.
休ませる時間は30分~1時間(それ以上でも)
チョコフィリングを入れるのでフォークで穴あけはなし。
12.
休ませている間に、ムースの水分がタルトに吸い込まれすぎないよう焼きこむチョコフィリングを作ります。
13.
【チョコフィリング】
バターは室温に出し柔らかくしておく。
卵は卵黄と卵白に分けておく。
14.
バターに砂糖を入れ、泡立て器で3分ほど白っぽくふんわりするまですり混ぜる。
15.
そこに卵黄を入れて混ぜ、混ざったら卵白を入れてよく混ぜる。
ココアパウダーを入れて混ぜる。
16.
ラム酒、ココナッツ粉末を入れて混ぜ、最後に薄力粉を入れてさっと混ぜる。
それをタルト生地の上に流す。
17.
オーブンは180度で予熱する。
タルト生地を皿ごと入れて30分焼きます。
様子を見て焦げそうならアルミホイルでカバー。
18.
焼けたらオーブンから出し、本来なら冷めるまで触らないのが常ですが、今回単なる皿なので、冷めるとくっついてしまします。
19.
工程8で十字に切ったペーパーの出番。
ペーパーの両端を持ち、そっと生地と皿の間を滑らせるように時計回りに動かします。
20.
一周しなくても、今度はもう一方のペーパーの両端を持って同じようにそっと時計回りに。
これで外れやすくなります。
21.
あとは完全に冷めるまで放置(※1)
仮に多少へりが割れても気にしない。
後でムースを乗せれば目立たなくなります。
22.
【バナナムース】
バナナはフォークの背でピューレ状になるまでつぶし、レモン汁とラム酒をかけて軽く混ぜる(※2)
23.
ゼラチンは各々の仕様書通りにして、工程22のバナナピューレと合わせておく。(※3)
24.
イタリアンメレンゲを作る。
卵白はハンドミキサー中速で泡立てる。
もこもこしてきたら砂糖を2回か3回に分けて入れる。
26.
小鍋に水を入れてから砂糖を入れ中火にかける。
途中鍋を軽く傾げて回し118℃になるまで待つ
27.
それを少しづつ数回に分けて、ハンドミキサーのホイッパー部分に垂らしつつ、高速で混ぜる。
28.
一気に入れないように。
しかも手早く数回に分けて。
そうしないと小鍋の中身が冷えて飴のようになります。
29.
うまくいけばつやっつやなメレンゲができます。
30.
生クリームをメレンゲとは別の新たなボウルに入れて、5分立てにする。
31.
冷めたイタリアンメレンゲに生クリームを流し込み、混ぜ合わせます。
さらにバナナピューレ(※3)を入れてよく混ぜる。
32.
混ざったら冷やしておいたタルト台に流し込み、冷蔵庫で1時間以上冷やして皿から外したらできあがり。
33.
お好みでチョコで飾ったり、溶かしたチョコで模様つけたり。
34.
実は今回手土産のために作ったのですが初回タルト台取れず失敗。
砕いてムースは多めにつくっておいたのでそれと食べました。
35.
※3
クリーム類に混ぜるころ、ピューレが固まってしまったら湯煎して、少し温める。
けれども熱々にしたものを混ぜてはだめ。
36.
ムースをタルトに流し入れる前にカットしたバナナを入れればより良かったなあと今更後悔。