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アルザスのマンディアン(パンプディング)
by おーさかや
フランスアルザス地方で作られている伝統的な家庭菓子。残り物のパンとフルーツを使って作るパンプディングの一種です。
コツ、ポイント
パンの形がなくなるまでしっかりなめらかな生地を作るのがポイント。
材料
(18cm型)
残り物のパン(王道はパン・オレ生地の菓子パンやクグロフなどですが、食パンやドーナツなど割となんでもOK。)
150g
牛乳
250ml
砂糖
50~70g(パンの種類によって甘さは調整してください)
卵
1個
ブラックチェリーもしくはりんご
お好みの量で
ラムレーズン
お好みの量で
その他お好みのドライフルーツなど
お好みの量で
シナモンパウダー
小さじ1
このレシピの生い立ち
アルザス地方の料理を調べている時に知ったお菓子。夏場はパンが痛みやすいのでリメイクレシピとして大活躍しています。
1.
18cm型で画像くらいの厚みになります。もう少し大きい型で作りたい場合は、卵の個数×その他の材料の分量で作って見て下さい
2.
フランス、アルザス地方は昔から砂糖の製造が盛んだった土地の為、伝統的なパン、スイーツがたくさんあります。
3.
このマンディアンは、それらのパンやスイーツ類をリメイクさせる伝統的な家庭の味。
4.
ちなみにマンディアンとは托鉢修道士の事。一般的にマンディアンでレシピを検索するとチョコレート菓子の方が出て来ますが、⇒
5.
アルザス地方でマンディアンと言えば、こちらが定番です。
6.
使用するメインフルーツは、ブラックチェリー&りんごが定番。(季節によって変わります)
7.
その他、ラムレーズンやお好みのドライフルーツなどを入れて各家庭でアレンジ。
8.
使用するパンも、伝統的にはパン・オレやクグロフですが、食パンや菓子パン、ドーナツなど割となんでもイケます。
9.
今回はクロワッサンが大量にあったので、使ってみました。
10.
牛乳をレンジや小鍋などを使って人肌に温め、ボウルに入れておいたパンに掛けます。
11.
ハンドブレンダーやすりこぎなどを使ってパンを潰しながら滑らかになるまでよく混ぜ合わせます。
12.
パンがドロドロになって来たら、砂糖と卵、シナモンパウダーを加え、さらに滑らかになるまで混ぜ合わせます。
13.
フルーツ類を投入。 今回は冷凍チェリー&ベリーミックス、ラムレーズン、オレンジピールを入れてみました。
14.
ヘラでざっくりと混ぜ合わせたら、型に流し込みます。ケーキ型を使用していますが、伝統的にはグラタン皿を使う事が多いようです
15.
※ケーキ型を使う場合は型から外せるように紙を敷いて下さい。
16.
170度のオーブンで50~60分焼き上げます。
17.
焼き上がったら、網の上で粗熱を取り、後は冷蔵庫へ。
18.
焼きたては少し柔らかめですが、冷やすとしっかり固まります。バニラアイスなどを添えて食べても美味しいです。
19.
コレはサータアンダギーをリメイクしたバージョン。ラムレーズンをたっぷり入れると黒糖風味がマッチして美味しい!
20.
使用するパンや入れるフルーツによって風味がかなり変わります。色々試してみてください。
21.
食パンを使用する場合は少しバターをプラスするとさらに美味しくなります。
22.
2016/10/11 話題のレシピ入りしました。 ありがとうございます!
https://cookpad.com/recipe/3311814
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