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圧力鍋で漢方スープ:肉骨茶(バクテ)
by kumaneko7
シンガポールの味です。骨付き肉をたっぷりの漢方薬?で煮込んだ茶色いスープ、です。一度食べたら病みつきの味。からだにもよさそう。こんなうれしいスープが、圧力鍋があれば、簡単にできます。
コツ、ポイント
分量は多めですが、2度に分けていただきます。煮込めば煮込むほどおいしいスープです。豚と鶏を混ぜたり、羊肉で作ったり、と、いろいろ試して、どれもおいしくできます。
材料
(6~8人分)
豚スペアリブ(塩漬けなら尚可。骨付き鶏肉・羊のリブでも可))
500g(長いものは、お店で食べやすい大きさに切り分けてもらうとよい)
白粒胡椒
20粒
にんにく
大きな塊一つ(皮そのまま)
シナモン皮
3cm
八角
1片
クローブ(丁子)
2粒
(グリーンカルダモン)
(もしあれば、2粒)
しょうが
親指大(スライス)
しょうゆ(中華醤油があれば尚可)
大2
オイスターソース
大2
ウスターソース
大1
塩
お好み
干ししいたけ
4~6枚
このレシピの生い立ち
シンガポールで「肉骨茶」という強烈なネーミングのメニューを見たときと、実際にいただいたときの、印象深さを、ぜひいつも我が家で体験したい、と、新聞などから探し当てたレシピ。いまだ、研究中。
1.
豚スペアリブは、前の晩から塩もみして、ビニール袋に密閉しておくと、お肉の臭みが抜け、味が浸みておいしい。特にこの行程はなくても、スープはおいしくできる。干ししいたけも、水に戻しておく。
2.
沸騰したお湯にスペアリブをくぐらせてあくを取る。スパイスを用意し、あればお茶用の袋にいれておく。 このとき、粒胡椒は、すりこぎでつぶすと風味がいっそう強まる。
3.
圧力鍋に肉をいれ、干ししいたけの戻し汁とあわせて1Lくらいの水をいれる。スパイス、調味料など残りの材料もすべて加えてから、ふたをして圧力をかけ、30分ほど煮る。
4.
圧力が消えるまで鍋のまま放置。その後、ふたをあけ、味を醤油、オイスターソースなどで調えて出来上がり。スパイスの粒やにんにくの塊は、煮あがったら取り除いたほうがよいです。 お肉は骨からほろほろっとはずれます。
5.
好みにより、とうがらし酢やたまり醤油などを添え、スープとは別に肉につけて食べる。 スープは、ごはんにかけてもおいしいし、ラーメンをゆでて入れても。(写真は、香菜を散らしています。)
6.
るる子さんから、にんじん、干しエリンギを入れたり、翌日のニラ&ご飯入りのご報告が。
7.
AYATORIさんからは、ゆで卵、大根や厚揚げを入れたつくれぽをいただきました。
8.
他にも、具ではれんこん、スパイスではなつめ、クコの実などををいれるなどすると、いっそう漢方スープらしくなります。
9.
脂が気になる方は、アクトリシートなどで余分な脂を除いてみるとカロリーダウンになります。
10.
スパイスはこんな感じ。後ろは市販(inシンガポール)のスパイスセットの一例。便利ですが、最後の味付けは自分のお好みで。
11.
2009年3月21日。話題入り。拙いレシピをお目にとめて下さった皆様、つくれぽを届けて下さった皆様に、心より感謝です。
12.
るる子さんに教わって、豚を塩麹に漬けたのを使ったら、最高の出来でした。お肉がしっとり柔らかくて美味。感謝。
https://cookpad.com/recipe/442769
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