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さつま芋のきんとんです。
実は今回使っているさつま芋、段ボールにCと印刷されていたさつま芋を使っています。
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なんでCか?って話ですが、大きかったり、小さかったり、細かったり、丸かったりで、どうやら不規則なため箱にそれらを集めて
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Cとして売られていたようです。
それを見たら、うちの子を見ているようでね。。。。。。
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なんか、クラスを引っ張っていくような存在でもなく、それでいつもそんな存在の陰になってしまう感じなんですよね。
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でも、親から見れば良い所もあるし、面白い所もあるんです。
しかしながら、クラスとか、学級、同学年、学校って線で引くと、
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どうしてもそれ以下と言う・・・・やっぱAじゃなく、かと言ってBでもなく、Cって感じでしょうか。
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規格外って事ないと思っているんですけどね(笑)。
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だから、そんなさつま芋を見ていたら可愛くなって、おっちゃんがなんとかしてやる!!って感じで、段ボールいっぱい
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買って来たってわけです。
で、折角お正月も近いから、このさつま芋も「やれば出来るぞ!!!Cだからって、
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くよくよするな!!!!」って感じが今回のレシピです。
さつま芋がくよくよしてるとは思わないけどね
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Cクラス劣等生ガンバレ!!!Cなんかじゃないよ。見方、線の引き方だけだよ。
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そんなお子さんを抱えていたらよかったら作ってみてください。
兎に角・・・・・
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美味しいです。
で、言ってあげて下さい。「大丈夫!このさつま芋の様にあなたは将来大活躍するから。お母さんは知ってるよ」
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そうそう。
言い忘れましたが、今回のきんとんは、フライパンだけで作ります。
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フライパンで作るからお芋が、石焼き芋のようになるんです。
だから、不味いわけがない、なんて言ってみたりして。
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でね、甘みは水あめ、はちみつ、砂糖などお好みでいいんですが、それを入れるとき・・・・
ちょっと待って欲しんです。
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と言うのも、さつま芋が、とろとろなので・・・・・・
「それだけでもOK」って方、きっといらっしゃると思います。
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そうなると純度100%のきんとんって訳です。
もし、よかったら100%きんとんを作ってみて下さい。
ここからは作り方
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まずはさつま芋をフライパンに収まる位に切り分けます。縦でも横でもOK。
そうしたら6割の量を銀紙でひとつずつ包みます。
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残り4割はそのままでOKです。
これをフライパンに並べて、6~7分おきにさつま芋を少し回転させて蓋をしながら焼きます。
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火加減は弱火です。
焼き始めから25分位経った所で銀紙に包まなかったさつま芋に串を刺して熱加減を見ます。
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それで串が通ったらOK!!! 銀紙に包まれていない分だけ、フライパンから取り出します。
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取り出したら、切り口の所だけスライスしてから(ここも美味しので捨てるのはもったいない)
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2cm幅位に輪切をします。そうしたら皮の一か所の皮を切って、そこを持って持ち上げるとくるくるって取れます(面白いです)。
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これを2cm位のさいの目切りにします。これは栗きんとんで言う所の「栗」の部分です。今回はさつまきんとんなので、
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栗じゃなくお芋になる訳です。
これを切っている間も銀紙に包まれた残りのさつま芋は、更に加熱します。
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時間で言ったら10~15分位。 そうしたら、こちらのさつま芋も取り出して、皮を取ります。取り方は同じです。
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取れたら潰します。
更に加熱している方は、さつま芋のトロトロ加減がかなり進んでいますので、カンタンにつぶれます。
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お好みなら裏ごしても良いですが、トロ~~リ具合がいいので、つぶすだけもお勧めです。
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ここです。ここで普通は砂糖や水あめを入れますが、その前に、ちょっとつまみ食いをして欲しいって思っています。
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と言うのも、これでも結構甘いんです。なので、私のお勧めは、このままいのさっき切った芋を混ぜて出来上がりにする方法です。
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で、出来上がりです。
オーダーメイド鉄フライパン「あじねフライパン」内田より
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最後まで読んで下さり嬉しいです。ありがとうございます。
そうそう。
取った皮ですが、フライパンに余熱があるうちに
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そこにポンと乗せて、空焼きっぽくします。そうすると、これはこれでまた美味しい「何か」になっています。
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作った人だけのお楽しみって事で、ぱくってお楽しみください。
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年の瀬です。あったかく過ごしてください。
よい年をお迎えください。