1.
5層構造のケーキなので、下層から順に積み上げていきます。
2.
■ まずは第1層から。チョコレートのビスキュイを焼いていきます。
3.
あらかじめアーモンドパウダーをふるっておく。
4.
ダークチョコレートとバターを湯煎で融かして30℃程度まで冷ます (1)。
5.
冷やした卵白、グラニュー糖1/3を入れて撹拌する。全体が白く泡立ったら残りのグラニュー糖を入れて角が立つまで撹拌する。
7.
(1) に (2) の1/3を加えて泡立て器でさっくりと混ぜる。
8.
アーモンドパウダーの半量、(2) の1/3、残りのアーモンドパウダーを順に加えて同様に混ぜる。
9.
残りの (2) を加えてダマがなくなったらゴムベラに持ち替えて底から返すようにして混ぜる。
10.
角セルクルにバターかサラダ油(分量外)を塗る。
11.
角セルクルに生地を流し入れ、予熱した200℃のオーブンで約12分焼く。
12.
粗熱を取ったら一度角セルクルから外して、再び角セルクルに入れる。
13.
刷毛でブランデーを塗って冷蔵庫で冷やしておく。
14.
■ 第2層のチョコレートガナッシュをつくっていきます。
15.
生クリームを鍋に入れて沸騰させる (1)。
16.
ボウルに入れたダークチョコレートに (1) を入れる。
17.
なめらかになるまで泡立て器で混ぜる。溶け残りのチョコレートがあるときは湯煎して溶かす。
18.
32℃くらいまで冷まして角セルクルに流し入れる。パレットナイフで表面を平らにして冷蔵庫で冷やす。
19.
■ 第3層のフランボワーズガナッシュをつくります。
20.
ドライフランボワーズにフランボワーズピューレ(分量外)を加えてなじませる(1)。
21.
生クリームとフランボワーズピューレを鍋に入れて沸騰させる (2)。食用色素を入れる場合はここで入れる。
22.
ボウルに入れたホワイトチョコレートに (2) を入れる。
23.
なめらかになるまで泡立て器で混ぜて、(1) を加える。
24.
32℃くらいまで冷まして角セルクルに流し入れる。パレットナイフで表面を平らにして冷蔵庫で冷やす。
25.
■ 第4層のチョコレートムースをつくります。
26.
ボウルにチョコレートを加えて湯煎で40-45℃にして溶かす (1)。
27.
別のボウルに生クリームを入れて6分立てにする (2)。
28.
さらに別のボウルに卵白とグラニュー糖を入れて、湯煎にして泡立て器で混ぜながら70℃になるまで温める。
29.
湯煎から外してホイッパーで撹拌し、50℃になったら撹拌を止める (3)。
30.
(2) に (1) と (3) を順に加え、その都度ゴムベラで混ぜ合わせる。
31.
角セルクルに流し入れて冷蔵庫でしっかり冷やす。
32.
■ 第5層のグラサージュミロワールショコラをつくっていきます。非常に見栄えするところなので気合い入れて行きましょう。
33.
「流しかける」という性質上、ある程度量があったほうが作業しやすいです。分量通りでも足りますが、画像は1.5倍量です。
35.
鍋に水とグラニュー糖を入れて火にかけ、混ぜながら120℃まで加熱する (1)。
36.
別の鍋に生クリームと水飴を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて、水気を切った板ゼラチンを加えて混ぜ溶かす (2)。
37.
(1) と (2) を合わせて、カカオパウダーを入れたボウルに移して混ぜ合わせる。
38.
ツヤが出るまで泡立て器で撹拌する。気泡は入らないほうが良いですが、そんなに神経質にならなくても大丈夫。
40.
グラサージュを冷ましている間にケーキを角セルクルから外して半分に切っておく。
41.
覚悟を決めてグラサージュをかける。角付近の側面にかかりにくいので注意。
42.
下に流れたやつは集めてもう一度かけられます。
(温度が下がりすぎてしまったら湯煎)
43.
(余ったグラサージュは牛乳で溶いてホットチョコレートにでも)
45.
両端はグラサージュがかかっていて層が見えなくなってしまっているので切って取り除きます。
(味見タイム)
46.
お好みの厚さにカットします。18cm型だと7-8切れ×2本で計14-16切れくらい取れると思います。
47.
アクセントとして、生のフランボワーズやチョコレート用色素で赤くしたチョコレートなど真紅のものを飾ります。