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『失敗しないうるち米ともち米の炊飯器での炊き方』と、『炊き込みご飯を美味しく炊くコツ』をまとめました☆
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うるち米を研ぎ、30分(冬場は1時間)程度水に浸して吸水させておきます。吸水させると炊飯時に芯まで火が通りやすくなり→
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→パサつかなくなります。
※調味料を入れた後だと吸水しにくいためあらかじめ水のみに浸します。
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山菜の水煮は軽く水洗いし水気を切っておきます。
(写真の山菜は別メーカーのもので固形量110gです。)
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うるち米が写真のように白くなって量も増え、十分に吸水できたらもち米を割れぬよう優しく研ぎます。
※もち米を炊飯器で炊く→
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→場合は水に浸しません。もち米は非常に吸水性が良く、炊く際に必要な水が足らなくなり上手く炊飯できなくなります。また、→
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→吸水するとうるち米よりも柔らかくそしてもろくなるため、もち米が傷付いて粘り一体化してしまう原因にもなります。→
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→もち米の割合が高いほど仕上がりに影響が出やすく、私は何度か山菜餅や赤餅を作ったことがあります…!
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2種の米と調味料を炊飯器の内釜に入れ、その後通常のご飯と同様に水を線まで入れます。そして味ムラを防ぐため全体を混ぜます。
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サラダ油と山菜を散らして入れ、混ぜずにすぐ通常モードで炊飯します。
※調味料と水を入れたら時間をおかずに炊飯します。→
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→これはもち米に吸水させたくない他、調味料が沈殿すると底ばかりに火が入りやすくなり上手く炊けないこともあるためです。→
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→また、山菜をお米と混ぜないのは、具がお米を炊く際に必要な水の対流を妨げてしまい炊きムラになるのを防ぐためです。
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後混ぜの具を用意します。
こちらはご飯が炊けるまでに調理しておきます。
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人参は長さ3センチ・3ミリ角程度の細切りにし、しめじは小房に分けます。
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適当な鍋に、人参、しめじ、水、調味料を入れて火にかけ、沸騰したら中火にして水分がなくなるまで加熱し煮含めます。
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→具に火が通り切らないうちに水分が飛んでしまった場合は、少し水を足して加熱し再度水気を飛ばします。
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お米が炊き上がったら5分程度蒸らし、後入れの具を加えて手早く混ぜ、蓋をして更に5分程度おいて全体を馴染ませたら完成です。
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味付けはわりとしっかりめです。
できたての熱々はもちろんですが、常温で冷ましてからいただくと後混ぜの具の味が更に→
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→馴染み、またもちもちとした食感も損なわれませんので美味しいです。
※常温に長時間置いておくと傷みますので、夏場など→
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→部屋の温度が高い場合は特にご注意ください。
※冷蔵庫で冷やしてしまうとデンプンが生の状態に近くなってパサつき→
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→消化も悪くなってしまうので、必ず十分に加熱し直してからお召し上がりください。また、保存する際は冷蔵ではなく→
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→冷凍での保存がおすすめです。熱々のうちに1食分ずつラップで直接できるだけ空気が入らないように平たくして包み、更に→
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→ジッパー付きの密閉袋に入れ、急速冷凍機能があればそちらを活用して急速に冷まして冷凍していただくと風味が→
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→劣りにくいです。急速冷凍機能がない場合は、熱々のまま冷凍庫に入れてしまうと他の食材に悪影響があります。その場合は→
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→ラップに包んだご飯を更にアルミホイルで包んで粗熱を取ってから冷凍すれば、アルミは熱伝導率が高いため比較的早く冷えます。
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また解凍する際は途中で裏返すと水分が偏らず、全体的に均一に熱が入り食感が良くなります。
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冷蔵、冷凍ともに保存したものは程よく温めるだけでなく、一旦炊き立てのように熱々になるまで加熱し消化と食感を良くしてから→
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数々の失敗を重ねてきた私ですが、もう山菜餅も赤餅も鶏五目餅も作りません!
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もち米を使用した炊き込みご飯がなかなか上手く炊けないとお悩みの方のお力になれれば幸いです♪