ただでさえ面白ネームにもかかわらず、味付けや材料などの定義があいまいな謎多きピロシキ。本場では焼きが多く、カレーパンもどきなのは日の丸オリジナルとか。見直したい古き良きピロシキの具を卵で包む。正岡子規、公文式、ピロシキ。
コツ、ポイント
具は1/3くらい余るので、あとでパンにでも挟んで食べよう。コンビーフに塩気があるので、味付けは最小限にとどめる。オムライスよかよっぽど包みやすい具なので、できればきちんと包んであげたい。ただし、包むのはそんときの火加減やフライパンのよしあしに左右されるので、あきらめも肝心。意地になっていると焦げる。
このレシピの生い立ち
最近ピロシキのあるパン屋がピロ減ったから。
1.
【見知らぬ下ごしらえ】コンビーフをフォークなどでほぐす。春雨はぬるま湯で戻し、3cmずつに切り分ける。玉ねぎは薄くスライスしてから1cmに切り分ける。キャベツは湯通しして、荒くミジンギリオン。卵・生クリーム・塩①・砂糖をよーく混ぜておく。
2.
【見知らぬ具】フライパンに油をしき、中火弱めでたまねぎとキャベツを炒める。しんなりしたらコンビーフを加え、塩②・コショウしてよく火を通す。ブイヨンを入れ、一煮立ちしたら水溶き片栗粉を散らしトロみをつける。最後に春雨を入れ、よく混ぜる。
3.
【見知らぬオムレツ】具を一旦器にあけ、フライパンを一度洗う。再度フライパンに油をしき、中火して卵を入れる。はじめ菜ばしでかき混ぜ、凸凹が出来てきたら、周辺のペラペラを寄せ、丸く整形する。半熟のうちに棒状に具をのせる。
4.
【仕上げ天井】フライパンを傾けて、ふちで具を包むように、木の葉状に整形する。木の葉状の形態が安定してきたらフライパンを戻し、ひっくり返して底面を焼く。器に盛ってできあがり。
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