お祝い事などで、お赤飯を配ることがあると思いますが、そんな時、手作りのお赤飯だと、一段と喜んでもらえます。
コツ、ポイント
ささげは、丁度良い軟らかさに煮ると、蒸かした時に割れてしまう事がありますので、ちょっと硬い位で。 赤飯は、小豆や金時豆でも出来ますが、豆が割れ易いです。お祝い事には、豆が割れにくい、ササゲがお勧めです。
打ち水をした時は、天地返しを。
このレシピの生い立ち
母から伝授してもらいました。
1.
もち米は洗って、一晩、たっぷりの水につけておく。
もち米は、ごしごし洗うと砕けてしまうので、水のなかで、優しく!
2.
豆は小鍋に入れ、たっぷりの水に浸し、ぷっくりと膨れたら中火にかける。沸騰したらザルにあけ、汁は捨てる(アク抜き)。
3.
鍋に豆を戻し、再びたっぷりの水を加えて中火にかける。沸騰後は弱火で、豆がほぼ軟らかくなったら、ざるにあけ、汁は取リ置く。
4.
豆には、濡れ布巾を絞ってかぶせておく。
汁は、お玉で30cm位の高さまで、20回程すくい上げる(発色のため)。
5.
もち米の水を少し捨て、冷ました汁を加えて、ひたひた状態に。2時間程浸して色付けし、ザルに上げる。汁は打ち水に使う。
6.
もち米は、30分水切りした後、豆を混ぜ混む。
水切りの間に、蒸し器を強火にかけておく。
7.
蒸し器の蒸気が上がったら、濡らした蒸し布を広げ、もち米と豆を入れる。平らに均し、菜ばしで5~6箇所、蒸気穴をあける。
8.
蒸し布をかぶせて、蒸かし始める。火力は、終始強火で。
10~15分位すると、蒸気が出始める。
9.
蒸気が出始めてから15分後に、50cc位打ち水をして、又布巾をかぶせて蒸かす。再び、15分後に上記と同じことを繰り返す。
10.
2回目の打ち水をしてから、15~20分経つと、蒸かし上がる。
試食してみて、まだ、硬いようなら、もう少し長く蒸かす。
11.
蒸し布を茶巾にし、赤飯を飯台にあける。熱いので、手を水で濡らすと良い。豆を潰さないようにして、赤飯を軽く混ぜる。
12.
重箱等に詰め、ごま塩をふる。あれば、難を転じるという「南天」を添える。
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