1.
【準備】材料を計量する。チョコレートは刻む。コクを出す為砂糖を三温糖にしました。グラニュー糖でもOK。焼き型に紙を敷く。
2.
薄力粉はスーパーバイオレット推奨ですが無い時は薄力粉60gコーンスターチ10gに。●説明は全て18cm丸型でしています●
3.
バター、チョコレート、牛乳を湯煎かレンジでよく溶かし混ぜ保温しておく。熱すぎるとカカオ成分が油と分離して焦げるので注意。
4.
薄力粉とココアを混ぜ細かいふるいで2回ふるっておく。面倒ですが一度目は茶漉しでやるとココアのだまが消えて綺麗に出来ます。
5.
卵を湯煎にかけ、よく混ぜる。人肌かそれよりちょっとぬるめになったら砂糖を加えてホイッパーでよく溶かす。
6.
いい温度になったら湯煎からおろして泡立て開始。最初は強で5分間。ボールも回してよく混ぜます。
7.
最初より2、3倍のかさに増えてもったりしてきます。さらに泡立て続けます。
8.
強で泡立て5分後。よくいうひらひらとリボンが落ちる状態になっています。ですがまだキメがそろっていないので弱で泡立て開始。
9.
弱で泡立て5分間。表面にツヤがでて、気泡がきめ細かくなります。その後ホイッパーに持ち替えて更に手で1分強泡立てます。
10.
最後に手動にするのは機械だけだとボールの側面や底が上手く混ざっていないからです。終わったら水を入れてよく混ぜ合わせる。
11.
粉類を三回に分けてあわせます。一度に粉を入れると確実に気泡がつぶれます・・・。まず粉の三分の一をふるいながら入れます。
12.
ゴムベラで大きく奥から前に「の」の字を書くようにしてボールの底から合わせます。一緒にボールも回すと速く出来ます。
13.
粉が大体均一に混ざったら次の三分の一を入れます。
14.
ボールに粉がつくとココアがきしむような感じになって滑りが悪くなりますが慌てないで。
15.
かき混ぜないように大きくヘラで奥から手前にあわせます。側面や底もすくうように合わせます。
16.
三回目。最後の粉類をふるい入れます。合わせ足りないとぼそぼその食感になります。
17.
よく切るように大きく合わせます。が、次第に下の方から気泡が潰れた生地が濃い色になって出てきます。やり過ぎ注意です。
18.
40度位にした溶かしチョコの中に一すくい生地を入れ合わせます。ヘラに付いている生地も溶かして混ぜます。
19.
今度はそれを逆に生地に入れます。沈まないように円を書くように入れます。
20.
下から大きく混ぜ合わせます。溶かしチョコレートが下に沈んでいないか気をつけること。
21.
紙(コピー紙お勧め)をセットしておいた型に生地を流しいれます。ヘラについている生地は気泡が潰れているので入れません。
22.
少し上から型を落として余計な空気を抜いた後ヘラで型の側面に生地をつけて土手のようにします。生地の膨らみを助けます。
23.
焼き温度より20度高く暖めておいたオーブンに入れます。焼く温度は170度前後で25分~35分。
24.
焼き温度は各家のオーブンにあわせて調整してください。焼き始め20分は開けないこと。膨らんでいたのが萎んでしまいます。
25.
焼きあがったらすぐ一度30センチ程の高さから落として空気を抜き焼き縮みを防ぎます。
26.
焼きたては柔らかいので型崩れを防ぐ為紙をつけたままひっくり返して濡れふきんで包み、完全にさまします。
27.
紙を剥がしラップに包み一晩寝かす。お好きなデコレーションをしてください。このままでもチョコ味がしっかりして美味しいです。
28.
断面はきめ細かい気泡がそろっています。5センチ強の高さが出ました。一晩寝かすと若干縮みますが失敗ではないです。
29.
シロップを塗り、クリームも塗って完成。プレーンな生クリームとフルーツでもとても合います。
30.
●失敗例●粉は一度に入れちゃダメって言ったのに・・・。気泡が潰れてしまいました。でもしっとりしておいしいです。どんまい。
31.
*焼き型はステンレスやブリキなど薄い方がテフロン加工よりも火の通りがよく、膨らみます。