RibollitaはRe=繰り返し・再びbolitta=煮たの意。伊トスカーナ伝統料理で食べるスープ
コツ、ポイント
リボリータの基本レシピにはカーボロネイロ、ちりめんキャベツ、インゲン豆、硬いパンは必ず入れる。とされているがアレンジ可能。パンの硬くなったバケットなどで代用。
材料
黒キャベツ、ふだん草(代用キャベツ、ほうれん草)
250g
イタリアンパセリ、セージ、タイム、ローズマリー
適量
カルフラワー、かぼちゃ…ねど好きなものをプラスしても。
適量
このレシピの生い立ち
時々食べる定番スープをレシピにしました。
1.
鍋にオリーブオイル、潰したニンニク、玉ねぎ、人参、セロリを入れ炒める。
2.
1に水で戻した豆を入れ、ブロードで柔らかくなるまで1時間煮る。
3.
後は適当な大きさにカットしたジャガイモ、ズッキーニとその他の野菜を入れ沸騰したら弱火でコトコト煮込む。
4.
3の野菜が煮えたらパンを入れ煮込み、塩、胡椒で味を整える。
5.
食べる時に好みでパルミジャーノを振って頂く。
6.
リボリータの話
キリスト教ではVenerdi magro=
「聖なる金曜日は粗食」 質素な食事をとる曜日
7.
金曜日はキリストが亡くなった日で、この日はお肉を食べず金〜土曜日は粗食。現在はvenerdi pesce=魚を食べる日
8.
だが、昔の貧しいトスカーナの農民は、野菜クズやパンの残り物を利用して豆やジャガイモを加え腹持ちの良い食べるスープを考案
9.
煮込めば煮込むほど美味しくなるし、火にかけると翌日も食べれるのでリボリータ=再び煮ると名付けられた。
10.
色々な野菜や豆、ジャガイモ…などが入っているのでスープ1杯で食事が出来、寒い日にも体が温まる。
11.
他から訪れる忙しい商人も食べていたそう。宿の食事などにも良く出されていたとか。
https://cookpad.com/recipe/6654721
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