とろりとやわらかく炊けたおかゆは消化が良く、食事療法の基本となるものです。調子の良くないときはおかゆだけで栄養がとれる具入りのものが良いです。まずは、基本の白がゆをマスターしましょう。
コツ、ポイント
トッピングの材料は、すべて胃にやさしいものを選びました。
1.
米を研いで分量の水を加え、夏は30分冬は1時間水に浸す。最初は、強火で、煮立ったら弱火にするのがポイントです。
2.
強火にかけて沸騰したらすぐに火を弱めプツプツ煮立つ程度にする。※炊いている間は、ぜったにかき混ぜないことです。混ぜてしまうと粘りが出て焦げやすくなるばかりでなく、ノリ状でまずいです。
3.
蓋をしてそのまま40分炊く。ふきこぼれそうなら蓋をずらして、ゆっくり仕上げる。
4.
【三分がゆ】水は米の20倍の容量:水が大半で米粒がわずかにある程度です。
5.
【五分がゆ】水は米の10倍容量:さらさらして流れる状態
6.
【七分がゆ】水は米の7倍容量:水分のほうがまだ多い状態です。
7.
【全がゆ】水は米の5倍容量:水分と米が半々でぽってりとした状態
9.
【トッピング】
かまあげしらす・・・やわらかいゆでたてのような、しらす干しがいいです。カルシウムの補給にもなります。
10.
【トッピング】削り節+梅肉・・・梅干の種を除き果肉を細かくたたいたところに削り節をたっぷりと絡ませます。
11.
【トッピング】市販の卵ふりかけは、胡麻が入っているものが多いので、あまり消化は良くありませんが、なるべく胡麻が入っていないものを選びましょう。
12.
【トッピング】梅酢漬けの赤しそを乾燥させ、粉にしたものです。塩分が多いので、控えめな量でかけてください。
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