1.
このケーキは15cmですが、断面を綺麗に見せる為、2つの18cmの型で焼いてから15cmセルクルで抜く方法を取ります。
2.
型は底取れ型でも
一体型でもどちらでも構いませんが、オーブンに2つ乗るかご確認下さい。
3.
オーブンに載らなければ、ロールケーキ用天板で焼いスポンジを、画像の位置にセルクルを当てて2つくり抜いて下さい。
4.
18㎝型の底とサイドにサラダ油をハケで塗り、クッキングペーパーを貼り付けておく
5.
蜂蜜10g、バター10g、牛乳10gの計30gを容器に入れ、レンジで40秒加熱してバターを溶かしておく
6.
薄力粉35g、上新粉15gの計50gをよく混ぜ、ふるっておく
7.
卵白120gにグラニュー糖45gを3回に分けて入れ、ツノが立つまでメレンゲしておく。高速回転7分後、低速1分~1分半
8.
このあたりでオーブン180度の余熱をスタートさせておく
9.
卵黄65gにグラニュー糖30gとバニラオイル10滴を加え、湯せんしながら泡立てる
10.
この卵黄ボウルは白くまったりするまで高速回転7分泡立てたあと、低速1分
11.
ここに<7>の卵白メレンゲボウルの1/3を入れて、さっくりと混ぜたあと
12.
<6>の薄力粉ボウルの粉を再度ふるい器で入れながら、さっくりと混ぜる
13.
次に<7>の卵白メレンゲボウルの残り全部を加え、こちらもムラがなくなるまで、さっくりと混ぜる
14.
ボウルから少量を取り、<5>の蜂蜜バター牛乳ボウルに入れて馴染ませたあと、
15.
元のボウルに再び戻し、さっくりと全体をまぜる
16.
生地を上からそっと流し込んで表面をならし、少し高い位置から落として大粒気泡をとりのぞく
17.
オーブン180℃16分前後(機種によって異なる)焼成し、焼きあがったら、縮みをふせぐために高いところから落とし、
18.
今回は高さのない生地にしたいので、ひっくり返さずこのままラップを表面に覆って冷まし、その後冷蔵庫で冷やしておく
19.
スポンジを焼いている間カスタードをクリームを作って冷やしておく
レシピID : 6895749
分量は全て同じ分量で良い
20.
(続き)
出来たカスタードは痛みやすいので、一旦うすく伸ばせるバットに移してラップをし、
22.
今回スポンジに打つのはストロベリーリキュール。その他お好きな洋酒があれば砂糖と水を加えた煮詰め作るとよい
23.
冷えたスポンジの上下の焦げをディナーナイフなどを使ってはがす
24.
2つのスポンジに15㎝セルクルを当ててくり抜く
25.
15cmの底取れ型の内側に、高さ8~10㎝のムースフィルム(私はコクヨのクリアファイルで製作)を張る
26.
そこに切り抜いたスポンジを底に1枚平行に隙間なく押し込む
27.
そこに苺リキュールをハケで叩くように浸み込ませる
28.
今回使う苺は小粒で20粒~22粒(苺は出来るだけカットした断面も赤い品種がオススメ)
29.
苺は軽く洗うか、汚れを拭き取ったものを、縦に1/2にカットしながらセルクル外側に隙間なく並べる
30.
イチゴは出来るだけ小粒で大きさの揃ったものがよい
31.
粉末ゼラチン3gを大さじ2の水でふやかした後、湯煎しながらよく混ぜ、完全に溶かしておく
32.
ボウルに、冷やしておいたカスタードを入れ、電動ホイッパーで混ぜていく
33.
ボ最初はボタボタ状態でも、次第にこのように広がり、全体に馴染んでいく
34.
馴染んだところで溶かしたゼリー液を入れて攪拌する
35.
別ボウルに純生47%50mlとグラニュー糖5gを、氷の張った二重ボウルのなかで8分立て迄ホイップする
36.
先ほどのゼリー液を入れたカスタードボウルの中に、ホイップした純生クリームを加え、
37.
電動ホイッパーでムラなく全体が均一になるように混ぜる(通常ここはふんわり混ぜるところだが、ゼリーを行き渡らせる必要あり)
38.
出来たクリームがクレームディプロマット。これを口金なしの絞り袋に詰めておく
39.
外側に並べたら絞り袋の先を短めの1㎝にカットし、イチゴ間の隙間を埋めるように絞っていく
40.
それが終われば、イチゴを隙間なく全面に並べ、先ほどと同様にイチゴ間の隙間をクリームを絞って埋めていく
41.
苺の数が足りず全面に埋めれない場合は、上記のように十文字の配列にすると良い
42.
その時、カットした時に断面が見える場所がわかるよう、配置した直線の両端部分となるのフィルムに、目印をつけておく
43.
作ったクリームのうち、トップに乗せる部分を少量取っておき、残りのイチゴが埋め、
45.
2枚目のスポンジを乗せて、隙間がないよう手の平でそっと抑えてから、ストロベリーリキュールを先と同様に大さじ1、ハケでぬる
46.
最後に残りのクリームを上部全体にぬって表面を平らにならしてから、ラップが表面につかぬよう覆い、冷蔵庫で冷やしておく
47.
冷凍ラズベリー100gとグラニュー糖40gを鍋に入れて混ぜながら弱火で煮立たせ、
49.
大さじ1の水にふやかした粉ゼラチン2gを入れて湯煎で完全に溶けるまで加熱する
50.
これを手作りピューレの中に入れて均一に混ぜたあと、ボウルを氷水につけながら少しトロミがつくまで混ぜる
51.
これを型の上部にゆっくり流して回し広げた後、ゼリーが固まるまで冷蔵庫でしっかり冷やす
52.
充分に冷えたフレジエを取出し、シュガーペーストで作ったお花やカット苺を並べれば、完成です。
53.
フルーツのなかで、最も赤が鮮やかなフルーツはラズベリー。
54.
そのラズベリーから作ったピューレのゼリーをトップに施し、側面に王冠のように並べたイチゴ。
55.
最初にこれをデザインした方は、素晴らしいデザインセンスだなぁと感心します。
56.
今回使った苺は、芯まで赤い『あまおう』。『紅ほっぺ』も内部まで赤く、酸味、甘味ともにバランスが良いのでオススメです。
57.
このREDなCAKEを、60歳の還暦になった友人のバーズディケーキとして作ったのがコチラです。
58.
ワンホールでプレゼントの場合は、周囲に厚めのムースフィルムを巻いておくと、型崩れ防止・乾燥防止になるのでオススメ♡
59.
ショートケーキとしてプレゼントする場合は、薄い透明シートで巻いて乾燥を防ぐと良いと思います。
60.
シュガーペーストのマーガレットも、とってもキュートですよね♡
61.
ふんわり柔らかなスポンジと、minnmama自慢のクレームディプロマットが一体となった渾身のクリーム。
62.
これらが、甘く酸味のある苺を包み込んでいます。
63.
レシピ通りに作って頂ければ、デパ地下に並ぶケーキのような美味しい仕上がりになる…⁈(と思いたい作者の願望!)
64.
それでは毎度の儀式!フォークを刺して頂きませう。
65.
バター少ないディプロマットだから冷やしても固くならず、後味軽やかで胃にもたれません。柔らかさが、画像で伝わるでしょうか?
66.
贅沢に使ったバニラビーンズだけでなく、コニャックやスポンジにしみこませた苺リキュールも美味しさ格上げに大貢献!
67.
お口のなかで、クリームが苺と一体化したときの美味しさは格別です。あなたのフレジエレシピに加えて頂ければ幸いです♪
68.
これが本年最後のレシピになります。フォロワーの皆様、ご訪問頂いた方に厚く御礼申し上げます。
良いお年をお迎え下さいませ♡