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<比較実験背景>
BONIQマニアにおくる、低温調理の疑問あれこれの検証。
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日々低温調理をしていると、食材がこんなに美味しくなるのか!という感動がある一方、本当にこれで良いのか?
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もっとベストな方法があるのではないか?という疑問も同時にわいてくる。
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最近では低温調理のメソッドに関する情報が増えつつあるが、それが本当に正しいのか?
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実際調理をする中で出てきた疑問を検証してみる。
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BONIQのレシピは数々あり、ローストビーフやサラダチキンなどは大人気メニューである。
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それはそうと、筆者は地味なメニューの中に名作があると思っている。その中でも
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「万能ホクホク!にんにくのコンフィ(ID:4826781)」は本当に重宝しており、
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冷蔵庫に切らしたことはないくらいである。
にんにくを丸ごと1個あるいはネットに複数入っているものを買ってくると、
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料理の度に1~2かけ剥き、潰したりみじん切りにしたりすりおろしたり・・・。
だんだん最後に残ったにんにくが
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カラカラになってきてしまう。にんにくは入れれば風味が格段にアップして素晴らしいアイテムであるが、
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そのたった1かけを用意するのがすごく面倒臭いと感じてしまう。
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それを解決したのが「万能ホクホク!にんにくのコンフィ(ID:4826781)」である。
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まとめて仕込んでおけば瓶から取り出すだけですぐに使える。
スプーンの背で簡単に潰せるし、
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フリーザーバッグ調理の際には袋の上から握るだけで簡単に潰せるので、包丁を使ってみじん切りにする必要もない。
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既に火が入っているのでそのまま使えるし、冷蔵庫で3ヶ月保存できて良いこと尽くめなのである。
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ではここで使うにんにく、産地によって大きさも値段もかなりまちまちである。
そこで、味わいにどれほどの差があるのか検証する
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ため、にんにくの産地別で「万能ホクホク!にんにくの低温調理コンフィ(ID:4826781)」を作り比較試食を行う。
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実験1.青森産 250円/個(画像左)
実験2.イタリア産 98円/個(画像中央)
実験3.中国産 33円/個(画像右)
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※丸1個の大きさが違うので値段は比較の目安。(グラムで割り返してはいない)
1片あたりの大きさは
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1. 青森産 10~15g
2. イタリア産 5~7g
3. 中国産 4g~6g
と青森産が断然大きいものが多い。
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<比較実験>
1. 青森産/2. イタリア産/3. 中国産、それぞれのにんにくの皮を剥き半割りにして芯を取る。
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それぞれ瓶に入れ、グレープシードオイルを満たし、フタをしっかり閉める。
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湯せんの中に瓶を沈め、BONIQ(82℃ 3時間)で低温調理する。
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら瓶を取り出し、室温であら熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
その後比較試食を行う。
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画像左:1. 青森産
ホクホクしていてじゃがいものようである。しっとり感もあるので、男爵いもとメークインのいいとこ取りの
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ような質感で、甘味と旨味がしっかりしている。香りはさわやかでマイルドである。そのまま食べられるくらい美味しい。
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画像中央:2. イタリア産
ホクホク感があり、後味に辛みがピリッと残る。香りは“にんにくらしい”強い香り。
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画像右:3. 中国産
後味に残る辛みが一番鋭い。やや青さと苦みも感じられる。香りは“にんにくらしい”強い香り。
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まとめると、
香りの強さ 2. イタリア産 ≒ 3. 中国産>1. 青森産
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香りの良さ 1. 青森産>2. イタリア産>3. 中国産
甘味、旨味 1. 青森産>2. イタリア産>3. 中国産
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総合すると 1. 青森産>2. イタリア産>3. 中国産
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値段なりと言えばそうかもしれないが、1. 青森産は圧倒的な素材の美味しさが感じられる。
具材と和えるだけ、
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添えるだけなどのシンプルな料理、例えばカツオに乗せるなどそのものの味をダイレクトに感じる料理だと違いが良くわかると思う。
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2. イタリア産はスパゲッティのペペロンチーノのように、
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にんにくを沢山使ったシンプルな味付けの料理だとその香りの良さを発揮すると思う。
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3. 中国産は香りも辛みも強いので、濃い味付けの炒め物などでコスパを発揮するだろう。
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作ってから1ヶ月後の保存状態は以下の通りだった。
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画像右:3. 中国産は色が黒ずんできた(理由は不明)。
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特に味が劣化しているというわけではなかったので傷んでいるのではないと思う。
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画像中央:2. イタリア産は少し当たっていた部分だろうか、斑点のようなものが出ているがさほど問題はない。
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画像左:1. 青森産は見た目も美しいままであった。
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にんにくは健康効果が期待される反面、刺激が強く食べ過ぎると胃腸に負担がかかるので、
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一度に食べる量は2~3かけに留めておいた方が良いようです。
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「風味付けのにんにく低温調理 温度比較実験(ID:5209058)」
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<にんにくのコンフィを使った低温調理レシピ>
52.
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