人から人へと渡っているために、結構曖昧に扱われているカスピ海ヨーグルトについていろいろ調べました。(生物学者さんに聞きました)
コツ、ポイント
簡単に育てられるとはいえ、一応「菌」だから扱いは気をつけないといけないそうです。
このレシピの生い立ち
カフェでお題を立ち上げたら結構盛り上がったので。
1.
まず、容器に水を入れて、殺菌するために電子レンジで1分チンします。(煮沸してもOKですが、手間がかかりますよね…)
2.
お湯を捨てる際にそのお湯をスプーンに注ぐようにしてスプーンにもお湯をかけます。殺菌のため
3.
A)容器が熱い場合は牛乳を先に、B)容器は熱くない場合はヨーグルトを先にいれます。結局は両方入れて、混ぜます。そしてふたをかぶせる感覚で密閉しないで室温に12時間起きます。
4.
牛乳がヨーグルトになる過程には2種類の菌が必要なんだそうです。つまり、カスピ海ヨーグルトには既に2種類の菌が入っているのでヨーグルトになっているわけです!(1つは37℃で、2つ目は42度で繁殖します)
5.
一般的にどの様な菌でも42度以下で繁殖するそうです。つまり、もし容器をしっかり消毒せずにカスピ海ヨーグルトの種を入れて、室温にしておくと、他の菌も知らずに繁殖してそれをそのまま食べてしまう可能性もあるわけです!
6.
ただ、牛乳パックで育てている方もいらっしゃるみたいなんですが、牛乳パックには元々しっかい消毒の加工がなされているので、牛乳パックの中で作る場合には問題はないそうです。菌を移す時のスプーンは消毒しましょう。
7.
また、消毒する手段としては、容器を消毒する以外に牛乳自体を過熱してから冷まして菌を加えると言う方法もあるそうです。
8.
冷凍した場合、菌の繁殖活動は低下しますが、完全停止はしないそうです。42度以下では絶対生き延びるというわけです。
9.
現役で生物学の分野で働いている友達に直接聞いたので、正確な情報ですよぉ~
https://cookpad.com/recipe/85688
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