日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
肉料理などのつけ合わせ、というイメージのある「クレソン」。ほんのりピリッとした味わいと、野性味あふれる香りは、「添え物」だけじゃもったいない! 春が旬の「クレソン」がたっぷり食べられる、いろいろおかずをご紹介します!
レストランで、肉料理などにちょこんと添えられた「クレソン」。今ひとつ脇役のイメージが強い野菜ですが、「クレソン」は緑黄色野菜。βカロチンを含むほか、カリウムやカルシウムも豊富。脇役にはもったいない、栄養満点の野菜なのです!また胃腸の働きを活発にするので、消化の悪いお肉と合わせて食べることで消化を促します。
つけ合わせとして人気なので、栽培などにより通年出回るようになりましたが、天然物の「クレソン」の旬は春。色鮮やかで茎も太すぎず柔らかい「クレソン」が楽しめるのは今だけなんです! 天然物を見かけたら、即買うべし! 「脇役なんかじゃもったいない!」。「クレソン」が主役のおかずが作りたくなりますよ♪
さわやかな香りとくせのある味わいが特徴の「クレソン」。つけ合わせのほかは、サラダなど、生食する機会が多い野菜ですが、加熱するとまた違った味わいが楽しめます。小さい子どものいる家庭などでは加熱してみるのがおすすめ。クックパッドにも、加熱して「クレソン」をたっぷり楽しむレシピがたくさんありました。
加熱してたっぷり食べることで、今まで気がつかなかった「クレソン」のおいしさに出会えるはず! ぜひ試してみてくださいね。
「クレソン」は畑に育つ野菜ではありません。水辺で育つ野菜なのです。そのため、乾燥が何よりも苦手。早めに食べきるのが一番ですが、余ってしまった場合は、水をきらさないようにしてあげるのがポイントです。コップなどに水を入れて「クレソン」をさし、ビニール袋をかぶせて保存しましょう。少し置くときには水をまめに替えること。また、葉の部分に水がつくと傷みやすいので、注意しましょう。
ところで、肉料理の脇役になることの多い「クレソン」ですが、じつは、脇役としてもいい仕事をしているのです。肉料理と「クレソン」をいっしょに食べることで、肉の脂っぽさがおさえられ、バランスがよくなります。名脇役から主役まで、魅力いっぱいの「クレソン」。早速、今晩の食卓に登場させてみてはいかが?(TEXT:田久晶子)
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