日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
先日、大手外食チェーンが春の新メニューとしてリリースしたことでも話題になった「木の葉丼」。関西地方では、カツ丼や親子丼に並ぶくらい(?)人気のある丼として定着しているそう。この春、注目の丼としてはもちろん、家計にやさしいメニューとしてもオススメです。
木の葉丼とは、薄切りのかまぼこ・しいたけ・ねぎなどを卵でとじた丼のこと。関西地方の発祥で、薄切りにした具材が“木の葉”に似ていることから、この名がついたとか。定食屋やそば屋のメニューとして一般的で、店によってはちくわや油揚げを用いることもあるそうです。具材から想像すると、少し茶碗蒸しに近いような気もしますね。
基本的には関西特有の昆布だしをベースとしたやさしい味わいで、ちょっと味にアクセントが欲しい時には山椒をふって食べるのが通の食べ方。卵をうま~く半熟気味にして、スプーンやレンゲでかきこむようにしていただきたいものです。
クックパッドには、43品(2014.4.28時点)の木の葉丼レシピが投稿されています。その知名度はまだまだといったところでしょうが、レシピを見てみると「節約レシピ」として重宝されていることがわかりましたよ。お肉よりも比較的安価なかまぼこ・ちくわなどの練り物が、ピンチの時の救世主となってくれるのです!!
ちなみに、油揚げを卵でとじた場合は「衣笠丼」と呼ぶのだとか。コチラは、京都限定でひっそりと伝わる丼です。
カツ丼や親子丼にしてもそうですが。具材を卵でとじた丼って何だかテンションが上がってしまいますよね。さぁ、冷蔵庫の奥にかまぼこやちくわは眠っていないかチェックしてみましょう。もし見つかれば、早速作ってみてはいかがですか?(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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