日本人の食卓に欠かせない豆腐料理。江戸時代のベストセラー料理本「豆腐百珍」にならって、現代版豆腐レシピ集100選をクックパッドレシピから紹介していく企画第二弾です!
豆腐百珍シリーズvol.1では、豆腐の魅力の一つ「肉の代わりにメインディッシュにもなる!」のレシピから「豆腐ステーキ」を紹介しました。
「豆腐百珍」が発行された江戸時代では、重要な栄養源であった豆腐。現代の豆腐の役割について、べにや長谷川商店の長谷川清美さんはこう言います。
「今の日本では、肉や魚などタンパク質は豊富にあるので、栄養というよりは豆腐のヘルシーさが人気の理由だと思います。カロリー過多になりがちな時代だからこそ、お豆腐を見直して低カロリーにするための工夫、例えば肉の代わりや、かさましに使うといいですよね。」
ということで、今回はちょっと高カロリーなおかずを豆腐を使って低カロリーにする工夫をしたレシピを紹介します。
挽肉だけのハンバーグよりも柔らかくジューシーに仕上がります。つなぎのパン粉に水分を吸わせることで、水切りをせず豆腐を使えるのも、この人気レシピの秘密。
この豆腐グラタンは「水切り不要・豆腐と3つの材料だけで作れる・ホワイトソース要らず」。おうちにある材料でいつでも簡単にすぐ作れるのが魅力です。
グラタン同様、水切りせずに豆腐を納豆と混ぜるだけでドリアのソースは完成。納豆入りなので、ボリュームも栄養もアップ!
豆腐を混ぜることで、ふわふわオムレツが完成。和風だしのソースがぴったりです。
ヘルシーなのにボリュームのある豆腐おかずも、いろいろあるんですね。次回は豆腐を使った洋食を紹介します。お楽しみに〜♪
べにや長谷川商店 長谷川清美さん
北海道遠軽町にて、祖父の代に昭和元年に創業した雑穀商店「べにや長谷川商店」の販売店として「べにやビス」を設立。北海道での在来品種で豆料理の普及活動をおこなう。豆文化と郷土食の継承をライフワークとして活動中。
著者に「べにや長谷川商店の豆料理」(PARCO出版)、「豆料理きほんのき」(主婦と生活社)など。