管理栄養士の個別指導による「正しく食べてやせるダイエット」がテーマのクックパッド ダイエットラボによる、連載コラム。今回は、話題の「コーヒーダイエット」についてクックパッド ダイエットラボの管理栄養士に解説してもらいました。
飲むタイミングや量によっては、ダイエット効果があると言われているコーヒー。最近では「コーヒーダイエット」という言葉もよく耳にするようになりました。コーヒー好きにとっては、普段飲んでいるコーヒーにダイエット効果があるなら、嬉しいですよね。そこで、コーヒーを愛してやまない管理栄養士がコーヒーダイエットのコツを解説します。
流行中の「コーヒーダイエット」ですが、、主に2つの方法が紹介されています。いずれも、お砂糖やミルクを入れないブラックコーヒーであることが大切です。
・毎食後と運動する30分前にブラックコーヒーを飲む方法
・3時間位の間隔をあけてブラックコーヒーを飲む方法
コーヒーカップ1杯の分量は150ml~200mlとして、1日3杯〜5杯くらいを目安にしましょう。
カフェインはカラダから排出されるのに6時間かかります。夜眠れないという方は就寝前6時間のコーヒーは控えたほうがいいでしょう。なお、妊娠中、授乳中の方はコーヒーダイエットはお控えください。
コーヒーには様々な健康効果が報告されていますが、ダイエットに関することだけを取り上げますと、コーヒーに含まれるカフェインとクロロゲン酸がもたらす効果が大きいと考えられます。
1.脂肪燃焼効果がある…からだ全体に作用して余分な脂肪を燃焼させることがわかっています。
2.基礎代謝がアップする…コーヒー1杯を飲んだ後3時間程度、基礎代謝が3~5%アップします。カフェインは飲んでから20分後くらいからからだへの吸収が始まるので、そのタイミングで運動をすることで、よりダイエット効果が高まります。
3.過剰な食欲を抑える…コーヒーを飲んだ20分後~1時間位にはカフェインがカラダに吸収され、交感神経の働きが優位となるため、食欲が抑えられます。
4.脂肪燃焼効果がアップ…分解されている脂肪酸を更に燃えやすくする働きがあります。研究では、1日にコーヒー約3杯分のクロロゲン酸を摂取すると、体重・体脂肪率ともに減少するという報告があります。
5.血糖値上昇を抑制する…糖の吸収を穏やかにするため、血糖値が急上昇するのを抑制します。
食後にコーヒーを飲むことで、そこで食事の区切りになるため過食が抑えられます。食後に甘いものを食べ過ぎてしまう習慣のある方は、食事の引き際作りのためにも食後コーヒーはおすすめですよ!
また、ふくよかなコーヒーアロマが、忙しい毎日の潤いや楽しみを与えてくれます。疲れた時の気分転換にも最適。からだにも心にも効くコーヒーで毎日をより充実したものにしていきましょう!
「正しく食べてやせる」を理念に、ダイエット指導経験豊富な管理栄養士の資格を持ったトレーナーが、食事改善によるパーソナルダイエットを提供。(都内2店舗)
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