日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
涼しくなってくると食べたくなるのがスープ。クラムチャウダーやコーンスープなどなど、いろいろなスープがあるけれど、今回はイタリアの家庭料理の代表的スープとも言えるミネストローネにフィーチャー。知ってそうで知らない、本格ミネストローネスープの作り方をリポートします。
材料を用意して煮込むスープは、料理にあまり慣れていない人でも、忙しいときでも サッと作れる便利なレシピ。でも本当に美味しいスープを作るには、実はテクニックが必要だというのをご存知でしたか?9月29日放映のNHK「あさイチ」の「解決!ゴハン」では、イタリア料理店のオーナーシェフ・鈴木弥平さんを招き、イタリアの人気スープ・ミネストローネの本格的な作り方を紹介してもらうことに。鈴木さんのスープ=材料を煮込むだけというイメージを覆す本格的な作り方には目からウロコが。さっそくプロの技をお伝えしましょう。
鈴木さんが教えてくれたのは、野菜ペーストを作っておき、それをチキンスープでのばすといくテクニック。野菜ペーストは、肉やパスタなどのソースにも使えてすごく便利♪まずは野菜ペーストの作り方からご紹介しますね。
オリーブオイルを引いたフライパンを温め、ひとかけのにんにくを加えます。にんにくがブツブツ鳴りはじめたら一度火を止めます。実はここがポイント。火を止めた状態でベーコンを加え、弱火でじっくり炒めましょう。ここも大切。弱火で炒めることでゆっくりとベーコンの油が外に出てきます。そうすることで美味しさが増すのだとか。ぜひ覚えておいてくださいね。
そこに5mm角に切ったじゃがいも、玉ねぎ、セロリ、にんじんを加えたら、トマトの水煮を入れて煮こみましょう。中火で10~15分煮ればOKです。この野菜ペーストは、小分けして密閉袋に入れておけば冷凍保存も可能。
今回は、ミネストローネスープということで、さらにこの野菜ペーストにチキンスープを加えてのばします。チキンスープがないときは顆粒のスープを溶かしたものでも、水でも大丈夫だというから嬉しいですね。そこにパプリカと、下ゆでしたキャベツとさやいんげんをプラス。塩コショウをし、火を止めて器に注いだら、仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノと、エクストラバージンオリーブ油をかければ出来上がり。
番組では、ハンバーグのたねを丸めて作った肉団子に野菜ペーストを入れてサッと煮るだけのミートボールの作り方も紹介していました。他にもミネストローネスープをアレンジしたレシピがあったら便利そう!ということで、クックパッドで調べてみました。
本格ミネストローネスープ、作りたくなった人も多いのでは?野菜ペーストは多めに作ったほうが美味しくなるとのこと。たくさんストックしておき、ご紹介したレシピのようにアレンジも楽しんでみてくださいね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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