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某有名カステラ店のCMでもお馴染みのカステラ。今も昔も大人気のお菓子ですね。そんなカステラですが、お店で買うものだと思っていませんか?実はおうちでも簡単に作ることができるのです。フワフワとあたたかい出来たてのカステラをとことん堪能しちゃいましょう!!
カステラは、安土桃山時代にポルトガル船により長崎に伝えられました。江戸前期の1624年、長崎の菓子商だった福砂屋初代・殿村寿助がポルトガル人よりカステラの製法を学んだことが、日本のカステラづくりの始まりだとか。福砂屋ではカステラができるのは卵のお陰と、今でも毎年5月に禅宗の正覚寺で卵供養を行っているそうですよ。
当時は比較的淡白な味わいだったそうですが、京都を経て江戸に伝わるころには江戸っ子好みの濃い味で甘味たっぷりなカステラになっていたそうです。福砂屋はいま尚続いており、まさに日本の洋菓子の礎を築いたお店といっても過言ではなさそうです。
カステラが日本にやってきて約400年。その歴史の深さを噛み締めながら、おうちでもカステラづくりにトライしてみましょう。基本的にはホットケーキミックス・卵・砂糖・サラダ油のシンプルな材料でOKです。生地を作って、型に流して、オーブンで焼くだけという工程もとてもシンプルです。お子さんと一緒に作っても楽しいかもしれませんよ。それでは、オススメレシピをご紹介しましょう。
いかがでしたか?意外にもおうちでカステラにチャレンジしている人って多いんです。ぜひあなたも試してみてくださいね!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:『たべもの起源事典』(東京堂出版)
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