日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
トムヤムクン、グリーンカレー、ソムタムなど「激辛」のイメージがあるタイ料理。辛いを通り越して「舌が痛い」という事態になることもあるくらい、刺激的な料理が数多くあります。そんなタイでは、朝ごはんに何を食べているのでしょうか?
タイでは、朝食を屋台で買うか食べてから通勤するサラリーマンやOLさんが多く、人気の屋台は朝早くから大盛況のようです。中でも定番といわれているのがジョーク。
「え? 冗談言ってるの?」
そのジョークではありません。ジョークとはタイのおかゆのこと。しっかり味がついて具が入っているものと、ほとんど味つけされていないプレーンなものがあるようで、粉米と呼ばれるものを使ってトロトロになるまで煮るのが特徴です。胃にやさしくヘルシーなところが朝にぴったり!激辛ではないので安心して食べられます。昼や夜は屋台で見かけることができないようなので、タイを訪れる機会があれば、早起きして人気の屋台に行くことをおすすめします。ちなみに、カオトムもタイのおかゆで、こちらは雑炊のようにもう少しさらりとした仕上がりのようです。
タイは日本と同じく米が主食ですが、カオニャオと呼ばれるもち米もよく食べられています。これにムーピンと呼ばれる豚の炭火焼きを組み合わせて食べるのが、朝ごはんとして人気のようです。ムーピンは甘辛いたれにつけて焼く日本の焼き鶏のような料理。その香りが屋台から漂ってくると、それだけで食欲が沸いてくるのだそう。想像するだけでもお腹がすいてきます!
忘年会などが続く年末。食べ過ぎた次の日は、タイの朝ごはんをお手本にして胃にやさしいおかゆにするのもいいかもしれませんね。(TEXT:川端浩湖)
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