冷凍保存した肉や魚の保存期間の目安

家庭用冷凍庫(−18℃以下)で保存した場合、2~3週間を目安にします。

家庭用の冷凍庫の場合、開閉などに温度が安定しないため、冷凍品は解凍と冷凍を小さく繰り返します。そのため、長期間保存すると、腐敗することはありませんが、品質や風味が大きく低下します。また冷凍保存が長期にわたると、水分が抜けて肉質がスポンジ状になりパサパサとした食感になることがあります(冷凍やけ)。

冷凍保存する場合には鮮度の良いうちに急速冷凍し、できるだけ空気に触れさせないことがポイントです。冷蔵庫に急速冷凍機能がなくても、食材を小分けにし、熱伝導の良いアルミやステンレス製のトレイに並べ冷凍すると、急速冷凍に近い状態を作り出せます。

解凍した食品を再び冷凍することは、食味・風味だけでなく、衛生上の危害を及ぼす恐れもあるため避けます。

参考:公益社団法人 日本栄養士会「栄養相談Q&A『冷凍保存した肉や魚はどのくらい日持ちするの?』」