モッツァレラチーズを手作りしてみましょう

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Description

半日がかかりで作るモッツァレラ。発酵という生き物がなす仕事をサポートするのが大事です。

材料 (約1.8kg)

低温殺菌牛乳
18リットル
凝乳酵素(レンネット)
0.4g
1.8g
塩水(3リットル)の塩
450g

作り方

  1. 1

    酪農家から生乳を分けてもらい、63℃で30分間保温して低温殺菌する。
    ※市販の低温殺菌牛乳でも可能だが高くつく

  2. 2

    殺菌済みの生乳を一旦冷却後、湯煎して31℃前後に保ち、ヨーグルトを入れて1分ほどかき混ぜ、1時間保温したまま置いておく。

  3. 3

    塩1.8gと凝乳酵素を100ccの水に溶かして、生乳に入れて5分ほど攪拌し、保温したまま30分置いておく。

  4. 4

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    生乳の表面がプリン上に固まっているのを確認出来たら、カードカッターまたは包丁や焼き網などで細かく切断する。

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    保温したまま、5分静置した後、15分間攪拌する。

  6. 6

    ざるを入れてカード(固体分)が入ってこないようにし、ボウルで3分の1ほどホエー(分離した液体)を捨てる。

  7. 7

    攪拌しながら4分に1℃のペースで加温していき、42℃まで上がったら、再びカードが見えるくらいまでホエーを捨てる。

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    湯煎で42℃に保ったまま、カードを15分ごとに反転しながら、その都度少しカードをちぎって熱湯に入れて伸びるか確認する。

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    カードを熱湯にいれて伸びるようになれば(カード反転4~8回位:1~2時間)、カードを細断する。

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    70℃以上のお湯に細断したカードを入れて、ヘラや麺棒などで練り、バラバラのカードをまとめていく。

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    カードがまとまってくれば、最後は手でなめらかに球状に仕上げていく。熱いのでゴム手袋をしても可。

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    3リットルの水に450gの塩を溶かし、出来上がったチーズを1時間浸けた後、取り出して冷蔵庫に一晩置いておけば完成。

コツ・ポイント

カードが伸びるようになるのはpH5.2位なので、pHメーターがあれば便利です。
出来上がったモッツァレラは長期保存は出来ないので、数日間で食べきってください。
ピザ用チーズとして使うのであれば、冷凍保存OKです。

このレシピの生い立ち

酪農を生業とする上で、チーズを買うのではなく作るのが当然だと思い、まずは非熟成タイプの代表でもあるモッツァレラを作る事に。凝乳酵素はインターネットで取り寄せ、乳酸菌はブルガリアヨーグルトを使って、試行錯誤しました。
レシピID : 1670175 公開日 : 12/01/11 更新日 : 12/01/11

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