黒豆お味噌
Description
深いうまみと甘味は、どう表現したらいいのやら・・・。
健康面でも注目されている黒大豆での味噌作り。あまり「失敗した」と聞かない方法でご紹介します。
材料
(約6キログラム)
作り方
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1
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水でよく洗った大豆を、豆の分量の3倍以上の水に8時間以上浸す。
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2
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戻した水ごと大豆を鍋に入れ、沸騰するまでやや強火にかけ、吹き零れないように火加減に注意しながら、茹でる。
途中あくが浮いてくるので、丁寧に取る。
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3
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豆が水面から出ると、乾いてくるので、何度も指し水をしながら、焦げ付かないように注意する。
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4
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豆の鮮度や、色々な条件によって違いはあるのですが、4時間ほど茹でると、薬指と親指の弱い力でもねっとりとつぶれるようになる。(つぶれない場合はまだ火にかける)
つぶれるようになったら火を止める
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5
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暖かいうちにポテトマッシャ-などで、できるだけ粒がのこらないように潰す。
ゆで汁は、後で硬さを調整する為に使うのでとっておく
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6
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潰した大豆を冷ましている間に、塩と麹を丁寧に混ぜ合わす。
潰した大豆は、均等にさめるようにできるだけ広げる
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7
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冷めた大豆に、塩と麹を混ぜ込む。味噌が耳たぶくらいの柔らかさになるまで、ゆで汁を加えて混ぜる。
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8
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充分に混ぜた種を、空気を抜きながら叩くように両手で丸め、味噌玉にする。
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9
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よく洗って乾かしておいた樽の表面を、35度の焼酎を含ませたペーパータオルなどでよく拭いておく。
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10
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味噌玉をおもいっきり投げ付け、樽の表面に空気が入らないように均等に詰めていく。
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11
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分量全部が詰め込めたら、表面を平らにし、塩をつけた手のひらで、さらに平らにならす。
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12
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表面をラップで覆い、その上を
さらに塩や袋に入れた砂などできっちりと覆う
樽のふたを閉め、涼しくて風通しの良い場所に8~12ヶ月置いておく。
出来上がったら、ラップを取り、表面のかびを丁寧に取り除いてからお召し上がり下さい。
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コツ・ポイント
漬け込む樽を良く洗い、味噌玉を投げ入れる直前に焼酎で念入りに拭くこと。
大豆には説明の通り充分やわらかくなるまで火を通す事、潰した大豆を冷ます事、空気が入らないように丁寧に樽に詰めること、たまに中を覗いて、カビがあったら焼酎でふきとってあげて下さい。
このレシピの生い立ち
そんな十勝には、たくましく生活を楽しんでいる女性がたくさんいて、その中の一人の農家の奥様に教えていただいた味噌作りの方法です。この方法は、常識だと思っていた転地返しをせずにただ待つだけ。今まで一度も失敗していません。