俵屋・雲龍もどきの画像

Description

京都にある俵屋さんの雲龍のような小豆菓子ケーキ、俵屋競合の鶴屋吉信あたりから販売されるのではないかと心配なレシピだ

材料

9X18X5パウンド型
1合
グラニュー糖
180g
 
125g
5g
中2個
70g
小豆ゆで汁
70cc
グラニュー糖
大匙1

作り方

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    写真

    まず小豆を2時間ほとかけて煮る。手間でも手作りが必須!ここは妥協しない、面倒ならば倍量、3倍量作り冷凍保存だ

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    手作り理由は、砂糖を入れる前のゆであずきをザルにあげて出るゆで汁が雲龍もどきには必須だからだ。

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    ゆで汁と言っても、汁の上澄みを捨て、下に残るヘドロ状だ。それを70ccを使う、それが左の写真の左側だ。右が餡だ

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    写真

    いよいよケーキ作り。まず前段取り;−
    1)パウンド型に紙を敷く
    2)薄力粉、BPを一緒に振るう、最低2回

  5. 5

    写真

    3)無塩バターをチンして溶かす
    4)オーブンを180度で予熱スタート
    5)余裕があったら、ここで再度粉を振るう

  6. 6

    写真

    いよいよ生地作りだ
    卵を割り、グラニュー糖大匙1を入れ、適当に混ぜる。決して泡立てない、今回はフワッ感は全く不要だ

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    写真

    次に上3の小豆のヘドロ状を入れる。これが雲龍もどきの肝である。これをいれなければ、雲龍もどきではなく、ただの小豆ケーキだ

  8. 8

    写真

    次にとかしバターを入れる。繰り返しだが、決して神経質に混ぜない。混ざればOKって感じで混ぜる

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    8に振るった粉類を一気に入れ、割りばし4本で30回大きく混ぜる。

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    右30回は厳守である。ここだけの話だが、このぐるぐる30回がグルテンが出ず、膨らむケーキの一番のヒケツで・あ・る・

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    ぐるぐる30回後、いよいよ主役の餡登場である。

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    ゴムべらで餡と生地をまんべんなく混ぜる。ここでは大胆くらいに大きく混ぜる。細かく何度も混ぜると粘りが出る

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    パウンド型へ上から流しいれる。流し終えてから、トントン空気抜きは不要、とにかく面倒くさい繊細作用は不要

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    160度で45分焼製。
    30分ぐらいしたら、焦げ色具合はチェックして、焦げ色が強い場合はホイルで写真のように蓋する

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    写真

    焼き上がりはこんな感じ。中央のパックリは。ぐるぐる30回と大雑把混ぜとトントン空気抜き無しの成せる結果だ

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    焼けたら、すぐに型から外して、ラックに横向けに倒す。横向け効果を認めたわけでは決してない、へしゃげなければ良いなあ程度

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    横向け効果真偽はさておき、焼けて荒熱が取れたら、すぐにラップでおくるみ。これは必須である

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    ラップおくるみの次は、ポリ袋でほおかぶりして、冷蔵庫で1晩以上お休みさせる、これも雲龍もどきには必須である

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    お休み後、切り分ける。保存は切り分け、ホイル包み、ラップの2段階頑丈包装後、冷凍、自然解凍で食すが一番だ

コツ・ポイント

●とにかくケーキではなく、しっとり和菓子をイメージして作ること
●だからフワッは目指さない
●でもパクリ割れは必要だ
●だからぐるぐる30回、大雑把混ぜは必須だ

このレシピの生い立ち

京都、俵屋吉富の雲龍というお菓子をご存知であろうか、不明な方はhttp://www.kyogashi.co.jp/a-2-1.html
でググってほしい。味わってほしい、リスペクトを込め、僭越ながら、雲龍もどきレシピをここに発表する
レシピID : 4018618 公開日 : 16/08/12 更新日 : 16/08/12

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