栗の渋皮煮(全手順写真付き)
作り方
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栗を用意します。
どうせ時間をかけて作るのなら、なるべく沢山!ってことで、今回は3kg。
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うちで1番大きいお鍋に栗を全部入れました。
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そして、お水を注ぎます。
鬼皮を柔らかくしてむきやすくするためです。1日目はここまで。
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2日目。1番大変な仕事です。渋皮を傷つけないように、鬼皮だけをむいていきます。渋皮に傷がつくと、そこから煮崩れていくので気をつけてください。
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キッチンバサミや包丁など、いろいろ試したけれど、私はチーズナイフでむくのが1番楽でした。刃先で真ん中に、こそげるように切り目を入れて、ナイフの根元を使ってむきました。それでも3kgむくのに4時間かかりました~。そしてこれがむき終わった栗。
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6
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鍋に栗を入れて、水を注ぎ、重曹(大1くらい)を入れて火にかけます。沸騰する頃には煮汁が真っ黒になるので、水を替え、新たに重曹を加え、また沸騰するまで煮ます。次は重曹は入れずに、水だけで火にかけ、また沸騰したら、水を替えます。
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栗に張りついた筋は爪楊枝で丁寧に取り除きながら、水が澄んでくるまで何度も煮る→洗う→煮る→洗うを繰り返します。これが全部筋が取れてきれいになった栗。グラグラ煮ると渋皮が破けてしまうので、くれぐれも気をつけてください。
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そして3日目の朝、砂糖半量と、ひたひたになるくらいの水を入れて火にかけ沸騰させます。沸騰したら火を止めて冷めるまで放置。冷めたら残りの砂糖を加えて、また沸騰させます。この後は、冷めたら沸騰、また冷めたら沸騰を繰り返して味をしみこませます。
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3日目の夜、寝る前に再沸騰させておいたら、4日目の朝に出来上がっています。煮沸消毒したビンにシロップごとつけて保存します。3kgの栗で、これだけ作ることができました。
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好みで、最後にラム酒を加えてください。私はたら~っと1周入れました。
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☆応用編1☆ カラメルソースで煮たリンゴと一緒にパウンドケーキに焼きこみました。
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☆応用編2☆渋皮煮とラムレーズンを入れたパウンドケーキ。焼き上がりに、渋皮煮のシロップとラム酒を混ぜたものを、刷毛で塗りこみました。
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☆応用編3☆渋皮煮でペーストを作って、生クリームと合わせてモンブランに。中には渋皮煮がごろっと一粒入っています。ペーストは渋皮煮300gに栗を煮たシロップ150ccを加え、HPで作りました。
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渋皮煮ペーストとカスタードクリーム、生クリームを混ぜ合わせて作ったクリームを巻いたロールケーキ。
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☆書ききれなかったこと、その1☆砂糖を加えるのは、栗が柔らかくなってからにしてください。
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☆書ききれなかったこと、その2☆栗を煮込むのではなく、沸騰させて冷ますを繰り返して、火を通す方式で作りました。これだと、鍋に付きっ切りで番をしなくても済むからです。
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