ケンタッキー風 フライド・チキン
Description
材料を集める価値あり。KFC社のは冷めると完全アウトだが、冷めてもKFC風味が持続し美味という点で、完全再現ではない。
材料
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鶏肉
手羽元なら
6~8本くらい
むね肉やもも肉なら
2枚くらい
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下味
11種のスパイス(以下参照)
大さじ1
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マリネ用(KFCでは牛乳使用。しかしバターミルクのほうが断然美味しい。あれば液体のほうが尚よい)
培養バターミルク・パウダー(輸入品がよい)
24g+200㏄の水
(バターミルクがなければ牛乳)
(240㏄)
1個
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衣
34g
34g
11種のスパイス(以下参照)
30g
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★★★〈カーネル・サンダースの11種のハーブとスパイス+アルファ〉★★★
①塩
大さじ3分の2
②タイム
大さじ2分の1
③バジル
大さじ2分の1
④オレガノ
大さじ3分の1
⑤セロリソルト
大さじ1
⑥黒胡椒
大さじ1
⑦マスタード(粉)
大さじ1
⑧パプリカ
大さじ4
⑨ガーリックソルト
大さじ2
⑩ジンジャーパウダー
大さじ2
⑪白胡椒
大さじ3
⑫五香粉
小さじ1
作り方
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1
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〈カーネル・サンダース秘伝のスパイス〉を作る。11種類のスパイスを集める。(写真は10種類。プラス塩と五香粉)
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2
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計量する。計量は結構面倒なので、一度に倍量、三倍量計量し、作り置きしてもよい。
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4
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鶏肉を切り分ける。手羽元を使うなら、当然切り分けなくてよい。
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5
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鶏肉に下味のスパイス(大さじ1)を揉みこみ、ジップロックに入れる。
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6
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スパイスを良くなじませる。
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8
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小麦粉2種(本来全量中力粉)と3を30gをFPにかけて粒子を均一にする(省略可)。白胡椒と五香粉を追加してもよい。
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9
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平たい皿に8をあける。南部ではよくパイ皿を使う。スパイシーなのが好きな場合は、ラーメンに入れるテーブル胡椒をここで追加。
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10
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7の鶏肉を、バターミルク液ごとボウルにあける。
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11
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肉をとりだし、軽く液体をきり、9に転がす、を繰り返し、全てに衣をつける。鶏のピースが小さければ1度づけでOK.
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12
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手羽元使用の時や厚い衣を作るなら、再び1ピースずつバターミルクにくぐらせ、9に転がし、全ての鶏に衣を二度づけする。
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13
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そのまま5分~10分程度休ませる。
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揚げる。
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唐揚げサイズの鶏肉なら、6分くらいで、軽い感じになればできあがり。手羽元等を使うなら、もう少し時間延長。
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16
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ラックにあげて、できあがり。因みに私同様大佐のレシピとされるものを検証したテストキッチンでは、味の素で決まり!とのこと。
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手羽元でつくるとこんな感じ。美味しいけれど、食べるところが少ないので、やはりモモかな、と思います。
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コツ・ポイント
アニス/スターアニス系の香りが必須(私は五香使用で調香)。胸肉使用、マリネせず、牛乳+卵液とスパイス入りの粉で衣2度づけして揚げれば、冷めると不味くなる本物のKFCに近くなると思われる。パプリカはもっと少な目、胡椒多めかもしれない。
このレシピの生い立ち
サンダース大佐の甥が明らかにし『シカゴ・トリビューン』に掲載された秘密のレシピ(二度目の妻のアルバムに挟まっていたという。KFC社は信憑性を否定)を試してみた。結論。似ているが違う。そこで実際のKFCのものを分析し、微調整。