簡単！ヘルズのソーダブレッド：基本編

パン型で焼く
クイックブレッドを型で焼けば、成形する手間も省け、パサつきを抑えて、美味しく焼くことができます。

計りにボウルを乗せて、粉類の重さを計りながら、順番に入れていきます。

重曹とクエン酸
ベーキングパウダーの代わりに、食用の重曹とクエン酸（比率は1:0.8~0.7）を使って膨らませます。

重曹の量
粉300gで重曹5gを基準にしていますが、3~7g入れても変わりません。但し、入れすぎると塩辛くなります

泡立て器で粉を混ぜ合わせます。

300ccの水のうち、270cc(90%)を入れ、オイルを15g入れます。

シャモジで混ぜる
ヘラよりシャモジの方が、素早く混ぜれるので愛用しています。

生地全体がしっとりしたら、さらに１０回ほど練るように混ぜます。練ることによって、グルテンを出します。

混ぜすぎ注意！
練るときは１０回から多くても２０回まで。それ以上練ると、生地がガチガチに硬くなります。

食パン型１斤（縦195×横95×高さ95）にクッキングペーパーを敷きます。

パン型に直接入れて焼くと、生地が固くなります。
クッキングペーパーを敷いて焼いた方が美味しく焼けます。

100ccのお湯を沸かして、耐熱容器に入れます。

＜スチームする理由＞
生地を練っているので、そのまま焼くと硬くなります。
スチームすれば、ふっくら焼き上がります。

＜コールドスタート＞
余熱なしの２００℃３０分でスタート。
コールドスタートの方が、生地は膨らみます。しかも省エネ！

スチームの時間は？
３０分を基準にしていますが、高加水の生地なので、スチームは十分膨らむまで続けます。

タイマーが鳴ったら、生地の硬さを確認して、柔らかくなければ、焼き上がり！
柔らかければ、生地に火が通るまで焼いて下さい。

表面が焦げてきたら？
焼いてる途中、表面だけ焦げてきたら、天板をかぶせて焼いて下さい。

スチームしたので、見事に膨らみました。
ケーキクーラーの代わりに、新聞を敷いて「天ぷらパットの中敷」を利用していますw

練ってグルテンを出すと、皮がしっかりと形成され、美味しさがアップします。

賞味期限は？
油分と高加水のため、焼いた次の日も美味しく頂けます。３日目は生地にパサつきを感じます。

美味しさのポイント
クイックブレッドは発酵していないので、生地を糖分でほのかに甘くさせた方が、美味しく感じます。

表面が硬く焼き上がってしまったら？
新聞紙に包んで冷まして下さい。硬くなった表面も、しっとりして美味しくなります。