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Description

一人暮らしで、食パンを焼いてみよう、と…。結構苦戦しています。実験と試行錯誤の日々。2019年6月27日分(遡及版)

材料 (3人分)

1カップ半(約200g)
砂糖
大1
小2分の1
1包(3g)
約150ml(ただし200mlくらい用意する)
バター
8g
焼き型(直方体6cm×7cm×17cm、約700ml)
1器

作り方

  1. 1

    別に、「食パンブーム」だから、というわけでは…たぶん、ない。ある日、家に「缶詰」になっていて出るに出られないときに、…

  2. 2

    …無性にパンが食べたくなって(食パンブームのせい?いやいやいや…)、それで、クイックブレッドを焼いてみたのだが、…

  3. 3

    …「これって、パンじゃないンじゃネ?」な感じ。で、後日、ネットで調べて牛乳パック食パンを焼いてみたのが、始まり。ただ、…

  4. 4

    …一人暮らしだとなかなか「牛乳パック」が出ない。そのうち、百均で買ったパウンドケーキ型がちょうど良いらしい、と気づき、…

  5. 5

    …さらに、どうやら分量は厳密には決まらないらしい(後述)と分かったことで、こんなレシピになってきて、…

  6. 6

    …ネット情報のレシピから外れ始めてオリジナルな感じになってきて、なら、「上げて」みよう、と。…

  7. 7

    …この間、ほぼ1ヵ月半。ただ、出来はまだまだ、だいぶ、ヒドい。なかなか、「ふっくら」できないのだ。というわけで、…

  8. 8

    …まだ、途中経過報告である。

  9. 9

    さて、上述のとおり、どうやら分量は厳密には決まらないらしい。ムラヨシマサユキ(おやつピザ/朝日新聞be/…

  10. 10

    …20190608/6面)によると、粉はそのときどきで水加減が違うらしい。さらに、「決定版 はじめてのお菓子作り/…

  11. 11

    …2008/講談社」によると、小麦粉は古くなると水分が抜けいていく、と。というわけで、水加減は「目安分量」にしか、…

  12. 12

    …ならない。だったらもっと、計りやすいように、大雑把で、よくネ?というわけで、…

  13. 13

    …ここで「カップ」と書いてあるのも、私は湯飲みを使ったりしている。TVでロシアのおっかさんが、粉をコップでざっくり…

  14. 14

    …すくってパンを仕込んでいたのをみた、というのも、ある。とにかくおおまかにこの程度の量、…

  15. 15

    …強力粉は200gを目安に。さて、作り方だが…

  16. 16

    1。強力粉、砂糖、ドライイースト、塩をボウルにとって、スプーンでよく混ぜて合わせておく。

  17. 17

    2。牛乳は200ml程度を、(製氷皿で冷凍保存したものなら凍ったまま)鍋にとって、中弱火で加熱し、…

  18. 18

    …指を入れて熱めの風呂くらいになったら火を止める。

  19. 19

    3。牛乳のうち、100ml強だけを粉のボウルへ回し入れる。加えたら手でよく混ぜ合わせていく。そして、「耳たぶくらい」を…

  20. 20

    …目標に、少しずつ牛乳を加えていく。水加減が足りなければあとで少しずつ加えるので、当面、とりあえずは…

  21. 21

    …手で混ぜ合わせて「乾き始めの粘土」くらいの感じがよいと思う。湿り気が均一になるように捏ね合わせては、…

  22. 22

    …牛乳を加える、ということなのだが…

  23. 23

    …前述のように、適切な水加減は、「耳たぶくらい」などといわれるが、これがわからない。てこずっている。…

  24. 24

    …おおまかに生地の水加減の感じは、少ない乾いた方から順に、1)もろい落雁のようにかさかさぼろぼろで、まとまらない。…

  25. 25

    …2)蕎麦打ちの始めのように、チョレギくらいの生地の塊がぼそぼそできている。3)学校の工作の油粘土くらい。…

  26. 26

    …4)同じく紙粘土くらい。5)エックス(X)。6)搗き立て餅や溶けたチーズのようにべたべたと伸びる感じ。…

  27. 27

    …7)工事現場のコンクリートや溶けたチョコレートのようにどろっとした感じ。第一印象、「耳たぶくらい」というのは、…

  28. 28

    …4あたりではないかと思ったのだが、うちの環境では、4と6のあいだくらいの、なんとも形容しがたい感じの「エックス」な…

  29. 29

    …状態がよいようだ、と、暫定、判断。加減について、分かりにくい例を無理に挙げると、「左官屋が土壁を壁塗りするときの土」…

  30. 30

    …の感じ。これまでの実験では、水気が少ないと発酵の途中で表面がぼろぼろしたり焼けてきたりし、焼いたときもぼそぼそと…

  31. 31

    …周辺が崩れてしまう。水気が多いと、捏ねの段階でまとまってくれない。捏ねながら水加減を調整するのが一番良いようだ。…

  32. 32

    …とにかく、生地がまとまって、捏ねられる感じの水加減、であっても、捏ねているときに「芯」があるような、…

  33. 33

    …固い手ごたえがある状態は、まだ水気が足りない。この状態を、上では「油粘土くらい」と形容した。

  34. 34

    4。というわけで、とりあえず「乾き始めの粘土」くらいの感じに生地がまとまったら、本格的に捏ね始める。…

  35. 35

    …本来なら、ここで捏ね台へ生地を移すところだ。さらに、ネット情報では、捏ね方はいくつかあり、1)生地の両端を持って…

  36. 36

    …向こうのほうへ叩きつけては折り戻す、とか、2)手の指を軽く曲げて熊手や鷹の爪のようにして、生地を台に押し付けるように…

  37. 37

    …しながら向こうへ押し広げ、伸ばしたら丸めるように掻き集める、とか、色々だ。どうやら、とにかく、「伸ばす」のが…

  38. 38

    …大事らしい。さらにこれを20分程度、繰り返す。というのだが、一人暮らし環境で、「捏ね台」はハードルが高い。これまでは…

  39. 39

    …調理台にシリコンマットを引いてやっていたのだが、この日以後、ボウルの中だけで捏ねを完了することを目指すように…

  40. 40

    …変更した。なので、うどんを捏ねる様に、生地の塊を手の平の親指の付け根、「丘」の部分で、「空手の掌底突き」のように、…

  41. 41

    …押し付け伸ばし、小さく折り戻しては押し付け伸ばし、と、3回くらい繰り返しては生地を90度回転させて、繰り返した。…

  42. 42

    …いちおう、この捏ね方を「掌底捏ね」と呼ぶことにする(正式名称は?)。さてさて…

  43. 43

    あらためて水加減について。生地が伸ばせないようなら水気が足りないせいで固すぎる。伸ばした生地を集められないなら、…

  44. 44

    …水気が多すぎる。水気が足りないなら牛乳を足し、多すぎるなら強力粉を加える。ただ、考えればすぐお分かりのように、…

  45. 45

    …粉を足し始めると収拾がつかなくなる。なので、水気の少ないほうから少しずつ、大さじ1杯ずつくらい、…

  46. 46

    …加えていくように心がけた。

  47. 47

    5。さて、適度な水気で5分ほど捏ねられたら、バターも加える。常温で柔らかくしたものを生地の表面に伸ばし広げて…

  48. 48

    …捏ね合わせる。合わせたら再び「掌底」で捏ねる。

  49. 49

    6。生地を丸くまとめて一次発酵に入る。発酵前の生地サイズは、上から見て10cm×10cm。35度程度で2時間、途中…

  50. 50

    …1時間経ったところでフィンガーテストしたうえで、「ガス抜きをする」とされる、のだが…

  51. 51

    まず、発酵温度。発酵は、30度から40度のあいだあたりがよいらしい。オーブンにこの温度帯の設定があればそれを使う。…

  52. 52

    …ただ、うちのガスオーブンにはその機能はない。こうしたとき、いろいろな方法、たとえばコタツを使う、といった方法も…

  53. 53

    …あるらしいが、夏場の作業でコタツを引っ張り出してくるのは骨である。そこで、ここでは二つの方法を用いた。…

  54. 54

    …ひとつは炊飯器の保温機能を用いる方法、もうひとつはオーブンの余熱を利用する方法だ。…

  55. 55

    …ここでは一段目からの発酵は、一つ目の方法、炊飯器の保温機能を利用している。生地をラップで軽くくるんで炊飯器に入れ、…

  56. 56

    …塗らして絞ったタオルで覆って蓋を閉め、保温機能をオンにする。タイマーを利用して15分だけ保温機能を使って加熱してから…

  57. 57

    …電気を切り、そのまま蓋を開けずに余熱で45分、合計1時間、発酵させた。保温機能は、メーカーにもよるだろうが、…

  58. 58

    …そのまま放置すると、60度程度までは温度が上昇するので、使いっ放しでは温度が高すぎる。

  59. 59

    これを2セット行って2時間にした。記録によるとこの日、1セット目の終了時点のサイズは11cm×16cm。しかし…

  60. 60

    …形を整えてから2セット目を行うと、12cm×12cmになっている。測定ミスのような気がする。いずれにせよ、…

  61. 61

    …「2倍になる」とされる大きさから見ると、かなり小さい。

  62. 62

    さて、とにかくここまで、出来上がりが「がっしり粉の詰まった」ビスケットみたいなものができあがっていて、…

  63. 63

    …ふんわりパンにするのに苦戦している。空気が足りない。だがガス抜きをすると生地が重くなってしまう。なので、…

  64. 64

    フィンガーテストのみ行った。生地の中央に人差し指を突き入れて引き抜く。指に生地がまとわりついてこず、…

  65. 65

    …穴もそのままで埋まっていかないなら、適切に発酵が進んでいることになる。

  66. 66

    7。そのあと、生地を取り出し、ラップを軽くかぶせて濡れタオルで覆って室温で休ませる。ベンチタイムだ。20分。

  67. 67

    8。そのあいだに、型を用意する。生地を型に詰めて二次発酵を行うからだ。普通は型に油をよく塗る。縁から生地が…

  68. 68

    …膨れ上がってくるので、縁にも、その周辺にも、しっかり塗る。

  69. 69

    ただ、パウンドケーキで経験したように、ベーキングシートを詰めてしまえば、かえって手間がかからない。…

  70. 70

    …ここではこちらの方法を取った。なお、ベーキングシートの詰め方を「素人ベイク付属 ベイキングシートの折り方」で…

  71. 71

    …詳説してあるが、文章で読むのは結構「骨」だと思う。

  72. 72

    9。生地を三等分にし、つぶさないように手早く丸め、型の右奥、左奥、中央、と、順に詰めて、平らにならす。…

  73. 73

    …生地がちょうど縁の高さになるのがベストだが、この分量の場合、縁から2、3cm下がったあたりまで、に、なる。

  74. 74

    10。そのまま、最後の発酵、二次発酵に入る。型に入っていると炊飯器に入れられない。そこでここでは、…

  75. 75

    …低温の設定のないオーブンを使った発酵を行った。我が家のオーブンの最低設定温度は120度。常温からこの温度まで、…

  76. 76

    …約100度、温度上昇させるのに1分半ほどかかる。そこで、この3割程度の時間だけ加熱し、後は余熱を利用する。…

  77. 77

    …今回は、20秒加熱したあとで、生地を入れた。型に入れた生地の上にラップを軽くかぶせ、濡れタオルで覆う。…

  78. 78

    …これを手早くオーブンに入れて、そのまま余熱で発酵させる。15分経ったら生地を取り出し、再び加熱する。…

  79. 79

    …これを4セット、合計1時間、発酵させた。

  80. 80

    11。焼成に入る。オーブンから型ごと生地を取り出し、ラップやタオルを外してから、…

  81. 81

    予熱して210度、生地を入れて40分焼く。時間がきたらすぐに取り出す。急ぐ。

  82. 82

    12。オーブンから取り出したら、すばやく型からはずし、網など(クーラー)の上において、乾いたタオルをかぶせて冷ます。

  83. 83

    13。結果。相変わらず、「がっしりと」、焼けた粉の塊のようなものが出来た。とりあえず薄切りにして…

  84. 84

    …「ピザトースト」にして食べたが、とてもパンと呼べる代物ではなかった。ということで、…

  85. 85

    (記20190712)

コツ・ポイント

次回への反省。とにかく、水加減がまだよく分かっていない、という段階。そのほかのあれこれに気を配る余裕はない。なお、この記録は遡及版。記述は20190627と20190709の内容が混じっている。いまとなっては区別がつかない。

このレシピの生い立ち

なかなかうまくいかないが、どうやらポイントは、1)水加減、2)捏ね具合、3)発酵、ということらしい、というのが、この日の反省として記録されている。このころのできばえとしては、「ずっしりした粉の塊をがちがちに焼き固めたもの」。先は長い。
レシピID : 5744513 公開日 : 19/07/15 更新日 : 19/07/15

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