基本のスポンジケーキ

準備
・型に紙を敷いておきます。
・牛乳と無塩バターは合わせて小さめの容器に入れておきます。

画像参照

ボウルに卵を割り、泡立て器でときほぐす。

★生地に砂糖が溶けやすいよう、細目グラニュー糖を使っています。
上白糖やきび砂糖でも代用できます。

湯煎にかけて人肌程度に温める。

★★温めるのは、グラニュー糖を溶かすためと、卵を泡立ちやすくするためですが、

牛乳と無塩バターを湯せんにかける。

★★★無塩バターが冷たいと、後で生地と混ぜた時に沈みやすく、ムラが出来やすくなります。

逆に熱すぎても生地のキメが粗くなってしまうので、40度前後で保温しておきます。

持ち上げたときに生地の跡がしっかり残るくらいまで泡立てる。
★★泡立てが足りないと生地が膨らみません。

ハンドミキサーを低速にして、大きな気泡を消すようなイメージで泡立てます。
★生地のキメを整えるためです。

生地を持ち上げたとき、角が立ちそうだけどすぐにお辞儀をする・・・くらいまで泡立てる。

生地の底からゴムベラでしっかり混ぜる。
★ボウルの底が見えるくらい、しっかり底の生地から混ぜます。

粉が見えなくなったら、保温しておいた無塩バターと牛乳を加える。
★ゴムべらに一旦当てて回し入れます。

再びゴムベラで混ぜる。
★バターが下に溜まらないようにしっかり底から混ぜます。

紙を敷いておいた型に流し入れる。

トントン、と10cmくらいの高さから型ごと台に打ち付け、表面の気泡を消す。

160度のオーブンで約25～30分焼く。
（18cmの場合は3～5分増やす、21cmの場合は8～10分増やしてください）

★生地の中の熱い空気と外側の冷たい空気を入れ替えることで焼き縮み防ぎます。

すぐに逆さにして網の上に出し、逆さまのまま粗熱をとる。
★逆さにして冷ますことで生地のキメが均一になります。

出来上がり。すぐに使わない場合はラップをして保存します。

焼成温度より20度～30度高めに予熱し、実際焼く時に指定の温度まで下げて焼きます。

また、型を置く天板も一緒に予熱しておくことで、急に庫内の温度が下がるのを防ぐことができます。

オーブンの機種や個体差により、予熱温度と実際の庫内温度に違いがあったり、上段下段で温度差があったりします。