【せり鍋風】ゴッコ汁【ゴッコの捌き方】

ゴッコは初めによく洗う。
ぶよぶよとした身体の不思議なお魚です。

裏返すとこのように大きな吸盤がついてます。

尾のあたりからお腹を包丁で裂きます。
大量の卵が入っているので、卵はボウルに入れます。

塩と酒を注いで揉みこむと、ヌメヌメが出てきてプチプチっとした弾力ある卵になります。
ザルで洗って水切りします。

内臓を取り出します。内臓も美味しく食べられます。肝、卵膜、浮き袋、幽門垂などを取り出します。

お腹の中に残った赤い管状の部分（6を参照）は切り剥がします。これは食べられません。

頭を切り落とし、半分に割ります。
赤い部位と赤黒い部位も食べられないので取り除きます。

半分に割った頭をさらに半分に割り、中からエラを切り出します。
これも食べられません。

頭と胴体をボウルに移し、熱湯を上から掛けます。
ヌメヌメ成分が凝固し、茶色い物質になるので、よく洗い落とします。

骨にそって三枚おろしにします。
こんな特殊な見た目の魚でも、案外簡単に三枚おろしにできます。

骨、身を1口大に切り分けます。
軟骨だけの魚なので、骨も食べられます。

ゴッコ以外は、せり鍋風にセリ、焼き豆腐、しいたけを具材としました。
醤油ベースのあっさり鍋スープです。