くじゃく【大分県佐伯市の郷土料理】
作り方
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1
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魚の頭、内臓を落とし、3枚におろした切身を洗って、小さく切る。エソは骨が多いので、骨切りして細かく潰す。
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2
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フードプロセッサーに入れて魚の粘りが出るまですり、さらに砂糖、卵1/2個、氷水を加えてする。
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3
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すり鉢に移し塩を加えてすると身がしまり、重くなる。
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4
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できた生すりみを分け、赤と黄緑色(黄と緑)の食紅をそれぞれ混ぜる。
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5
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卵をゆで、ゆで卵の白身の部分を生すりみの色とは異なる食紅に漬けて着色してすりみで包む。(※緑のすりみに赤い卵)
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6
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卵をすり身で包んで180℃の油でかたくならないようサっと揚げる。
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7
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揚げたら、冷めるのをまって、卵を縦に切り、くじゃくの羽のように盛り付ける。
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コツ・ポイント
佐伯ではすりみ揚げはいろいろな魚で作られるが、くじゃくには、きれいな白身で色鮮やかに、触感、味ともに良いエソのすりみが最も適している。
このレシピの生い立ち
地元で馴染みのすりみを使った郷土料理。切った時の断面が、緑、赤、白、黄色と色あざやかに、くじゃくの羽の模様のように鮮やかになる。
お正月などの特別なおかずとして食されるが、現在では道の駅等で見ることも多い。(レシピ協力:ムッシュカワノ)
お正月などの特別なおかずとして食されるが、現在では道の駅等で見ることも多い。(レシピ協力:ムッシュカワノ)