一から作る本格カツオのたたき
Description
材料
(4~8人分)
作り方
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1
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カツオを釣って活〆(いけじめ)にするか、新鮮なものを買います。
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3
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頭と内臓とヒレを取ります。頭からは濃厚なダシが取れるので、汁物や煮物料理に使えます。その際、エラは取り除きます。
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4
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三枚におろし、胸ビレから背中前方にかけての硬い皮を取り除きます。矢印は取り除いたあとです。骨やこの皮からもダシが出ます。
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5
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ひっくり返して腹骨を削ぎ取ります(矢印)。中骨と血合い(黄色線)を包丁をV字に入れて取ります。これらからもダシが出ます。
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6
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ボールなどの容器に氷水を作ります。
七輪に炭を少量入れて火を起こし、その上に焼き網を乗せて熱します。
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7
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炭に火が通ったら稲わらを丸めて入れます。詰め込み過ぎると炎が上がらないので、量は程々にしておきます。
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8
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ここからは早業なので、二人がかりですると良いです。焼き網の上に、さばいたカツオを皮の方が下になるようにして乗せます。
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9
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七輪の火力調整窓を全開にし、そこから団扇で風を送ります。すると大きな炎が上がります。
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10
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焼き網を手で持ち上げ、カツオの表面を炎が均等に舐めるように網を水平に動かしして10~15秒ほど焼きます。
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11
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皮がやや焦げたら裏返して同じく焼きます。焼き面が白くなったら、すぐ氷水の中に沈め、箸でつまんでゆらゆらさせて冷やします。
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1分ほど冷やしたら出して水をよく切り、幅5~10mm に切って皿に盛ります。薬味を添え、ポン酢醤油に付けて食べます。
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13
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燃え尽きたらまた稲わらを補充して次々と焼きます。稲わらの燃えカスは七輪の通気を悪くするので、たまったら取り除きます。
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14
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※ご注意
炭火だけで焼くと、遠赤外線効果のために、「たたき」ではなくただの焼き魚になってしまいます。
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コツ・ポイント
七輪がない方は、ガスコンロの強火でも作れます。それには稲わらは要りませんが、焼加減にある程度の熟練が要ります。
薬味の種類と量はお好みでどうぞ。