一から作る本格カツオのたたきの画像

Description

本物をご家庭で作ってみたい人向け。誰も見てくれないこと覚悟で掲載しました!

材料 (4~8人分)

全長30~50cmくらいのカツオ
1~2尾
青ネギか万能ネギ
適量
ニンニク
適量
ポン酢醤油
適量
たたきが浸かる量

作り方

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    カツオを釣って活〆(いけじめ)にするか、新鮮なものを買います。

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    薬味を先に作っておきます。ネギは輪切り、ニンニクはすりおろしなど。

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    頭と内臓とヒレを取ります。頭からは濃厚なダシが取れるので、汁物や煮物料理に使えます。その際、エラは取り除きます。

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    三枚におろし、胸ビレから背中前方にかけての硬い皮を取り除きます。矢印は取り除いたあとです。骨やこの皮からもダシが出ます。

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    ひっくり返して腹骨を削ぎ取ります(矢印)。中骨と血合い(黄色線)を包丁をV字に入れて取ります。これらからもダシが出ます。

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    ボールなどの容器に氷水を作ります。
    七輪に炭を少量入れて火を起こし、その上に焼き網を乗せて熱します。

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    炭に火が通ったら稲わらを丸めて入れます。詰め込み過ぎると炎が上がらないので、量は程々にしておきます。

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    ここからは早業なので、二人がかりですると良いです。焼き網の上に、さばいたカツオを皮の方が下になるようにして乗せます。

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    七輪の火力調整窓を全開にし、そこから団扇で風を送ります。すると大きな炎が上がります。

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    焼き網を手で持ち上げ、カツオの表面を炎が均等に舐めるように網を水平に動かしして10~15秒ほど焼きます。

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    皮がやや焦げたら裏返して同じく焼きます。焼き面が白くなったら、すぐ氷水の中に沈め、箸でつまんでゆらゆらさせて冷やします。

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    1分ほど冷やしたら出して水をよく切り、幅5~10mm に切って皿に盛ります。薬味を添え、ポン酢醤油に付けて食べます。

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    燃え尽きたらまた稲わらを補充して次々と焼きます。稲わらの燃えカスは七輪の通気を悪くするので、たまったら取り除きます。

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    ※ご注意
    炭火だけで焼くと、遠赤外線効果のために、「たたき」ではなくただの焼き魚になってしまいます。

コツ・ポイント

紙や杉葉では強い臭いや煤が出るので、瞬時に強い炎がほとんど無臭無煙で得られる稲わらを使います。
七輪がない方は、ガスコンロの強火でも作れます。それには稲わらは要りませんが、焼加減にある程度の熟練が要ります。
薬味の種類と量はお好みでどうぞ。

このレシピの生い立ち

カツオのたたきが大好きなので、内陸県から車とフェリーに揺られて、遠く高知まで食べに行ったこともありました。今は海の近くなので、季節が来ると普通のスーパーでカツオが丸ごと売られます。それで作ったら思ったような味になったので掲載してみました。
レシピID : 7596830 公開日 : 23/08/10 更新日 : 23/09/26

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