1才〜1才6カ月ごろの栄養バランスと献立の立て方
この時期からは、栄養のほとんどを離乳食からとるようになります。 3つの栄養素がバランスよくとれる献立を考えましょう。
熱や力のもとになる
炭水化物
お米、パン、めんなどほとんどのものが使えます。食べやすい大きさに切ったり、持ちやすい形にします。
○ごはん ○パン
○うどん ○スパゲッティ
○マカロニ ○ビーフン
○オートミール など
体の調子を整える
ビタミン・ミネラル素材
ビタミンやミネラルは、それぞれの働きが違います。いろいろな栄養がとれるように、なるべく多くの種類の素材を使いましょう。
○かぼちゃ ○白菜
○ブロッコリー ○トマト
○ほうれん草 ○バナナ
○ごぼう ○きのこ
○わかめ ○ひじき など
筋肉や血液などをつくる
たんぱく質素材
ほとんどのものが食べられます。栄養素にはそれぞれ特徴があるので、3食なるべく違う食材になるようにしましょう。
○大豆 ○油揚げ
○豆腐 ○白身魚 ○さけ
○あじ・さば ○はんぺん
○肉 ○レバー ○ハム
○ソーセージ ○プレーンヨーグルト
○チーズ ○卵 など
*そのほかの具体的な食品は、月齢別食べていいものダメなものにあります。
栄養バランスのいい献立の立て方
(1)主食
炭水化物を多く含んだ素材から、主食として1品を選びます。オートミールやシリアルもこのグループです。炊き込みごはんやまぜごはんなども、炭水化物と考えます。
(2)メインのおかず
次にたんぱく質を含む食材から1品選んで、メインのおかずにします。たんぱく質の食材には、魚や肉、チーズなどの乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品、卵などがあります。
(3)サブおかず
ビタミン・ミネラルはサブおかずでとり入れます。ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜や大根などの淡色野菜、わかめなどの海藻類を、煮ものやあえものにしましょう。
(4)汁もの
基本的に3品で栄養バランスはとれますが、ときどきは別の食材を使った汁ものを加えましょう。赤ちゃんにだしのおいしさを教えて、味覚を広げることができます。
出典:『大人気! クックパッドの離乳食』(学研パブリッシング)より
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