強火・中火・弱火とは

強火は鍋底全体に火があたるくらい、中火は鍋底に火の先があたるくらい、弱火は鍋底に直接火があたらないくらいの火加減のことをいいます。IH調理器の場合には、温度調節の設定が各メーカー・商品によって異なるため、必ず取扱説明書を参照します。

強火

強火といっても鍋底から火がはみでないよう、鍋のサイズに合った火加減に調節します。

煮汁がグラグラ煮立つくらいの火加減

IHの場合は10段階調節の製品で7〜9(1000w〜2000w)くらいが強火の火力にあたります。鍋の中の様子を見ながら調整します。

中火

鍋底に火の先があたるくらいの状態です。

煮汁がフツフツ煮立つくらいの火加減

IHの場合は10段階調節の製品で4〜5(500w〜1000w)くらいが中火の火力にあたります。鍋の中の様子を見ながら調整します。

弱火

鍋底に直接火があたらないくらいの弱い火加減です。

煮汁がコトコト波打つ程度に保つ火加減

IHの場合は10段階調節の製品で2〜3(300w〜500w)くらいが弱火の火力にあたります。鍋の中の様子を見ながら調整します。

弱火よりもさらに弱くやっと火がついているくらいの火加減をとろ火といいます。

煮汁の表面がゆらゆらゆれる程度の火加減

IHの場合は10段階調節の製品で1〜2(250w前後)くらいがとろ火の火力にあたります。

火の強さと適した料理

火の強さ 適した料理
強火 中華の炒め物、煮汁をわかす
中火 肉じゃが、かぼちゃの煮物
弱火 シチューなどの煮込み料理、じっくり味を含ませる煮物
とろ火 汁を保温する、煮豆、おかゆなど汁気の少ない煮物