【自家製】杏のコンフィ&シロップの画像

Description

冬まで持つ杏の保存方法です。時期の短い杏も、こうすれば長持ちしてパンやお菓子に大活躍です。

材料 (【750ml瓶】1個分+【290瓶】1個分)

1.3kg(2パック)
グラニュー糖
1.17kg(杏の90%)
レモン果汁
大さじ3

作り方

  1. 1

    杏は丁寧に水で洗う。爪楊枝や竹串、たこ焼き返し等でヘタを取り除く。(私的に、たこ焼き返しが一番作業しやすいです)杏表面に傷がある場合はここで取り除いておく。

  2. 2

    皮付きのまま、杏表面の筋目に沿って切り込みを入れ、両手で果肉を持ち、それぞれ反対方向に回して、種を取り除く。(アボガドの種を取る要領です。種は頑張って種の中の核を取れば杏仁豆腐にも使えます)

  3. 3

    杏を鍋に入れ、グラニュー糖を全部加えて中火にかける。杏の果肉を潰さないよう軽く混ぜながら砂糖を溶かして沸騰させる。沸騰したら弱火にし、ぷつぷつと気泡が出る程度の火加減で10~15分煮る。蓋をして、冷暗所で一晩漬け込む。

  4. 4

    二日目。鍋にレモン果汁を加えて火にかける。果肉を潰さないよう時々かき混ぜ、アクを取りながら1時間程度煮る。再度冷暗所で一晩漬け込む。

  5. 5

    三日目。杏を取り出してシロップだけを沸騰させる。シロップのカサが2/3程度に減るまで煮詰める。(ここでもアクが出るようだったら丁寧に取り除く)杏を鍋に戻して再度冷暗所で一晩漬け込む。

  6. 6

    四日目。しっかり煮沸した瓶に、杏のみ丁寧に詰めていく。鍋に残ったシロップを再度沸騰させ、1~2時間煮詰める。熱いままのシロップを杏の上から瓶に注ぎ、保存する。

コツ・ポイント

コツはただただ、辛抱強く煮詰めていくこと。糖分を徐々にあげ杏に染み込ませていきます。瓶の煮沸等をしていれば半年以上は充分持ちますので、12月の「シュトーレン」用に「パネトーネ」用にと様々に使えます。

このレシピの生い立ち

他のブログ様やレシピ本を参考にしつつ、自分なり改良して作っています。杏のコンフィってなかなかレシピがないんですよね。それでも丁度いい煮詰まり具合で、この方法だとシロップがジェリー状に固まるのでナパージュ代わりにもなり便利です。糖分を90%使用していますが、それほど甘ったるいということはないと思います。購入する杏はなるべく完熟したものの割合が少ない方がいいですよ。
レシピID : 401399 公開日 : 07/07/08 更新日 : 07/07/08

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