ご飯の炊き方～炊飯による違いを大実験～②

今回は～炊飯大実験～②として 米の種類の比較を行いたいと思います。

実験にあたり、炊飯の基礎知識として→

前回の、～炊飯大実験～①では、洗い方・浸水時間 による炊飯の差を検証しました。

ちょっとしたことでも、意外な差が。

下記記載の基礎知識も合わせてご参考ください。

http://cookpad.com/recipe/1252816

より、厳密な結果を得るために、使用する炊飯器、水加減、研ぎ数、浸水時間などは、4つともすべて同じにしました。

グラム単価的には、もちろん④の魚沼産のものが一番高く、味も金額に比例するのか？が楽しみなところ。

③には、自家製の米も利用してみました。①は宮城で一番メジャーな市販品。②は一時代を築いたササニシキです。

いよいよ、実験のスタートです。

洗米は5回、水加減は標準の同量で、浸水時間も一律です。

洗米時にまず差が出ました。「ぬか」の量が、各米でまったく違いました。
特に③の自家製米は、ぬか量が多く、５回では→

まだ白い濁りが、他と比べて強かったです。
その他３つは、おおよそぬか量も同じように感じました。

次に差を感じたのは、「粒」の大きさま違い。ササ→ひとめ→コシの順番で粒に差がありました。なので、１カップで換算すると→

グラム数に差が出るのでは？と感じた。そしてこの粒の違いが、食感にも大きく影響するのだと思う。

炊きあがりです。
４つ比較しても大きくは違いは無いですが、コシヒカリが一番粒が立っている感じでした。

４つ並べてみると、い意外と違いが。
見た目の白色度や、炊きあがり感、立ち加減に意外と差が出てました。

で、いよいよ味の比較実験です。
まずは、４つを単純に、ランダムに食べ比べてもらいました。
私も試しましたが→

被験者は4人。私・妻・30歳男性(料理経験ほぼ0)・50歳主婦。
無表記での食べ比べです。

硬さの違いで、食感・うまみもだいぶ左右されるようで、固め好きな人には②、やわらかめが好きな人には③が好評でした。

その他違いとしては、甘み加減に違いが大きく、香りもだいぶ違いました。

味に関しては、喫食者の好みでかなり左右されると思います。うちでは、嫁とまったく正反対の結果が出ました。