とろけるヘルシー豚角煮の焦がしネギ添え

とろけるヘルシー豚角煮の焦がしネギ添えの画像

Description

徹底的に脂抜きしたヘルシー豚角煮です。味の染みた飴色大根と煮汁を吸った焦がしネギを添えていただきます。澄みきった煮汁は薄味で、スープのように飲むこともできます。角煮は箸で切れるくらい、とろとろのやわらかさ!口の中でとろけます☆

材料 (4人分)

800g~1kg
2本
ブロッコリー(彩り用)またはお好みのハーブ類など
適量
 
800ml
☆皮付き生姜スライス
3片
☆長ネギの青い部分
2つ
☆酒
100ml
 
★丸大豆醤油
大さじ6~7
★砂糖大さじ
3杯
★みりん
大さじ1
 
サラダ油
適量
ブランデー(なければお酒)
適量
お好みで練り辛子
適量
砂糖
小さじ1/2
昆布茶(または昆布だしでも)
小さじ1/2

作り方

  1. 1

    写真

    フライパンにサラダ油を入れ、強火で豚バラブロックをかるく焦げ目がつくまで焼きます。両面が焼けたらブランデー、またはお酒を入れて、フライパンに火を入れてフランペし、両サイドも軽く焦げ目がつくまで下焼します。中まで火を通す必要はありません。

  2. 2

    写真

    大きめの鍋に、水・生姜スライス・ネギの青い部分・酒を入れて、焼いた豚肉を入れてフタをして火にかけます。沸騰後は弱火にして、1時間煮込みます。

  3. 3

    写真

    煮込んだら、粗熱をとり、一晩おくか、冷蔵庫で冷し、表面に浮いて固まった豚の白い油を丁寧に取り除きます。この時点で青ネギは取り出します。前の日の夜にここまでやっておくと翌日の作業がスムーズになります。

  4. 4

    写真

    脂を取り除いた状態です。この後、2回の脂取りがあります。

  5. 5

    写真

    肉をいったん、鍋から取り出し、8等分に切り分けます。

  6. 6

    写真

    切った肉を鍋に戻し、再びフタをして火にかけます。沸騰後は弱火で10分間煮ます。

  7. 7

    写真

    肉を煮ている間に大根の下ごしらえをします。大根を厚さ2cmの半月型に切ります。面倒でないようなら、面取りをしたほうがよいでしょう。ひたひたの水に昆布茶を小さじ1/2、砂糖を小さじ1/2入れて沸騰後、強めの弱火で10分間下茹でします。

  8. 8

    写真

    茹でた大根をザルにあけ、冷水をさっと回しかけ、水気をきっておきます。

  9. 9

    写真

    肉の鍋に、醤油を分量のうちから大さじ4杯と、砂糖全量を加え、大根を入れてフタをして弱火で20分煮ます。煮たら白い脂が浮いてくるまで冷まし、先ほどと同じように丁寧に脂をすくいとります。

  10. 10

    写真

    脂をとったら、みりんと残りの醤油を入れてフタをし、沸騰後弱火にして10分間煮込みます。

  11. 11

    写真

    煮ている間に、焦がしネギを焼きます。
    青い部分を切った後の、長ネギ2本を4~5cmくらいの幅に筒切りし、サラダ油をひいたフライパンで写真くらいの焦げ目がつくまで焼きます。

  12. 12

    写真

    焦がしネギを加えて、フタをし、弱火で10分煮ます。その後、また冷まし、最後の脂取りをしたら完成です!

  13. 13

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    3回目の脂取りが済んだら、再び温めて、器に盛りつけ、彩りで固めに茹でたブロッコリーと練り辛子を添えます。他のものでもかまいませんが、具材が柔らかいので、彩りで添える青物は歯ごたえがあるものの方がバランスがよいです。

  14. 14

    手間が多少かかるので、作る前の日にある程度まで作業しておくと、2日目が楽です。3回目の脂抜きが終わった煮汁は、透き通った美しいべっこう色のスープになります。あまったスープで炊き込みご飯を作ると美味しいです!

  15. 15

    写真

    おまけの一品。面取りした大根の切りかすと、大根の皮は捨てずに、皮は千切りして、ザルに入れて流水で一度洗い、水に10分ほどさらして、ザルにあげ、水気を切った大根を、少量の塩と昆布茶(または味の素でも)でかるく手でもみます。

  16. 16

    写真

    もんだ塩もみ大根を2つに分けて、一つは海苔の佃煮とちりめんじゃこ・胡麻と和え
    もう1つは練り梅または包丁で叩いた梅干、胡麻・青しそ千切り和えます。これで2種類の大根のつまみができます☆
    和える物はお好みでお好きなものを!

コツ・ポイント

豚肉はブランデー(または酒)でフランペし、両面・両サイドに軽く焦げ目がつくように焼きます。醤油は2回に分けて入れます。焦がしネギは最後の仕上げの煮込みでいれましょう。薄味ですが、味が中までしっかり染みていますので、煮汁を味見て、もっと濃い方がご飯のおかずに・・・と醤油を追加するのは禁物です。どうしても、という場合は、塩をひとつまみ入れて様子をみましょう。

このレシピの生い立ち

「煮物の煮汁は、飲める濃度で」を基本に、あっさりとした豚角煮を作ってみました。煮物は煮汁も中身も美味しく最後までいただきたいものなので、脂をしっかり抜き、豚肉とネギの旨味がたっぷり詰まった煮汁をスープのように飲める澄みきった煮汁に仕上げてみました☆
レシピID : 306838 公開日 : 06/12/03 更新日 : 08/10/22

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meg1518
油抜きの方法を参考にして、ホットクックで作りました!