飛騨の味♪漬け物ステーキ
Description
子どもの頃の冬の朝食によく食べていたものです。飛騨の昔人の知恵の結集です。
材料
(一人分)
白菜漬け
適量
卵
1個
かつお節、しょう油
適量
作り方
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1
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お弁当用の小さなフライパンや卵焼き器を熱して多めに油をひき、水気を軽く絞った白菜漬けを入れて炒める。全体に油が回って温まったら、卵を真ん中に落としてふたをし、卵に半熟程度に火が通ったらできあがり。
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2
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白菜漬けの塩味が薄めなら、火を止める前にしょう油をじゅじゅっとひとたらしするとおいしい!辛い白菜ならしょう油なしで。かつお節をのせてできあがり。
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3
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お下品かもしれないけど、卵ををくずしてほかほかごはんにのっけてパクリ。これが最高。
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コツ・ポイント
白菜漬けは、ちょっと酸っぱくなったのが逆にすごくおいしかった記憶があります。古くなって捨てようかどうか迷うような白菜のおつけものがあったら、洗ってこのレシピで楽しんでいただきたいです。卵はなくてもいいのですが、私は断然あった方が好き。飛騨の厳冬期に「凍みた漬け物を焼いて食べた」ことがこの独特の調理法の由来だそうです。「焼いた漬け物、うんまいで、たべてみてくりょ~よ。」
このレシピの生い立ち
飛騨の飲み屋さんでは、一人用鉄板にじゅーじゅーのっけられて出てきます。某番組で、『飛騨の家々には必ず小さい鉄板があり、ステーキといえば牛肉ではなく漬け物ステーキだ』などとオーバーなことを言っていましたが、私の知る限りそんなお家はほとんどありません^^それに、ステーキといえば「飛騨牛ステーキ」です!! 我々は、漬け物ステーキのことは「漬けステ」と呼んでいます♪冬の朝、ストーブを囲んで食べた味です。