皮むきしない  山蕗やわらか煮の画像

Description

いまだけ! 若い山蕗を手抜きで煮る。しかし味わいに妥協なく、酒も飯もはかどる、はかどる。

材料 (大人ふたり、冷蔵庫で一週間分)

若い山蕗
500グラム
ザラメ
大さじ一杯
蜂蜜
大さじ一杯
一合
みりん
大さじ一杯
麺つゆ(二倍濃縮)
60cc

作り方

  1. 1

    写真

    山蕗は葉っぱを落として泥を洗う。大きな鍋かフライパンに湯を沸かし、塩大さじ一杯(分量外)を投じる。

  2. 2

    山蕗を根元からお湯へ。皮むきしないので短くカットしても問題ない。茹で時間は中火くらいで5分程度。

  3. 3

    写真

    しんなりしたところで火傷せぬよう茹でこぼし、あく抜きに10分水でさらす。重曹などは使わない。

  4. 4

    写真

    茎の表面にあるワタのような産毛をよく洗い流す。水から上げて、4センチぐらいにカットしておく。

  5. 5

    写真

    手鍋にザラメ、みりん、蜂蜜と水1カップ、酒一合を加え火にかける。

  6. 6

    写真

    カットした山蕗を鍋に入れ、落し蓋をする。弱火で、蓋をして30分煮る。

  7. 7

    鍋を火から下ろして放置して冷ます。これ重要。

  8. 8

    写真

    フタは外し落し蓋のみ、麺つゆの半分くらいを注ぎ弱火で火にかける。時々さっと混ぜながら30分ぐらいかけて水気を飛ばす。

  9. 9

    残りの麺つゆを加え弱火でもう一度水気を飛ばす。強火にかけると蕗が硬くなるので注意。麺つゆを一度に加えても皮が硬くなる。

コツ・ポイント

箸ぐらいの太さの若い山蕗を使う。麺つゆで味付けする前に一度冷ます事。弱火で炊くと柔らかく仕上がる。

このレシピの生い立ち

コシアブラが終わって根曲竹が出る、その狭間の季節の味わいにはこれであろう。皮むきと過剰なあく抜きをせぬ事で、野趣溢れる山蕗を堪能できる。口腔いっぱいに広がる蕗の香りとほろ苦さが持ち味である。
レシピID : 5666835 公開日 : 19/05/26 更新日 : 19/05/26

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